【アルビー日記】インドネシア人材の特徴と受け入れる理由

こんにちは。アルビーです。

近年の日本の深刻な人材不足により、外国人材への注目が高まっています。

特に最近はインドネシア人材が日本で急速に増えており、近年の特定技能人材人数拡大の方向を受け、インドネシアの労働省大臣は、今後5年でインドネシアから25万人日本に送り出すことを発表しました。

インドネシア人の9割程度がイスラム教であることから、宗教的なイメージなどから“インドネシア人の受け入れは難しそう”と考えられている方も多いのではないでしょうか。

私は、インドネシア人は日本との相性が良いと思っています。

インドネシア人には以下のような特徴があり、日本との親和性が高いと考えています。

目次

親日国で日本への関心が高い

インドネシアでは、「ワンピース」や「ドラえもん」などの日本のアニメや「おしん」などのドラマが放送されたり、AKB48などのアイドルグループに人気があることから日本のポップカルチャーに触れる機会が多いです。また、自動車や家電製品なども日本製品を好む人々が多いです。このように日常的に日本文化や日本製品に触れる機会が多いことから、親日感情が強い人々が多いです。

楽観的で温厚

個々人の性格による差異はありますが、インドネシア人は一般的にのんびりしていて小さなことを気にしない性格であると言われています。イスラム教の信仰などもあり、人々との争いは好まず穏便に済ませたいという人が多いのも特徴です。しかしながら、仕事においては「のんびりした性格」は日本の職場では任せた仕事の遅延等、注意が必要で、定期的に催促することも必要です。

多言語を操ることができる

インドネシア人は実は言語的な多様性も高く、民族言語、インドネシア語、英語の習得を並行して行っており、多言語を習得する能力に長けています。

また、インドネシア語は文法が日本語に似ている部分などもあり、日本語を上手に話せるインドネシア人は多くいます。

他民族の文化への理解力・適応能力の高さ

上記のような背景にもつながりますが、インドネシアは多民族国家であることから、日常的に文化を相互理解し、それらに適応することに慣れています。

信仰心が強い

インドネシア人はイスラム教徒が多く、信仰心が強いイメージがあるかもしれませんが、インドネシア人の信仰心の強さは精神的な強さにもつながっています。宗教があることにより、辛いことに耐えられたり、悪い行いをしないように気を付けたりするのです。

(ただし信仰心には個人差があります)

上記のような特徴がある一方で、以下のように留意が必要な点もあります。

インドネシア人への対応

人前で怒られるとプライドを傷つけられ、恥をかかされたと感じるので、決して人前では叱ってはいけません。注意をする際は人前ではなく別室で個別で冷静に対応するなどしましょう。

宗教的な対応

毎日のお祈り、食事、ラマダン(断食)、特に女性への対応など、配慮が必要な部分もあります。お祈りや食事については個人差もありますので、 事前に本人確認するのが良いでしょう。

宗教の面で配慮が必要な点については、過去にこちらのコラムで詳しくご紹介しておりますのでぜひ併せてご覧ください。

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