【セミナーレポート】「健康食品.OEM展2024~インドネシアにおける健康食品の市場性と参入のためのビジネスルール・法規制~」セミナー講演レポート

2024年4月24、25日に東京国際フォーラムで行われた健康食品.OEM展2024のセミナー企画にて、弊社代表アルビーが「インドネシアにおける健康食品の市場性と参入のためのビジネスルール・法規制」について講演を行いました。

講演は二部構成で、第一部ではまずインドネシアの人口分布や民族状況、GDPの推移、大統領選を経た現在のインドネシア政府の動向、宗教の市場への影響などについて、実例やデータを用いながら紹介いたしました。

第二部では、健康食品の市場性と参入のためのビジネスルールと法規制について、解説しました。インドネシアの国民皆保険の状況や、地域による病気の傾向を踏まえ、インドネシア政府の医療分野における考え方の変化などをご説明いたしました。

また、インドネシアで食品、健康食品、医薬品、などを販売する際に必要なBPOM申請について、必要書類や申請で引っかかりやすいポイントについて解説いたしました。更に、イスラム教徒の多いインドネシア市場に参入する際によく話題になるHalal認証についても、ハラルとハラムの違いや、ハラル製品保障法の内容などについて紹介いたしました。

また、インドネシア市場で流通している海外のサプリメントについてもご紹介しました。

最後に、質疑応答セッションでは、実際に非ハラルの商品が消費者にどのように認識されるかについて参加者の方よりご質問がありました。

インドネシアでは、非ハラル商品であっても、非ハラル商品であることを明記すれば非ハラル商品の流通や販売が可能です。イスラム教徒の中でも非ハラル商品に対する反応は人によって様々ですが、お酒よりも豚の方が嫌悪感が強い傾向にあります。

今回のセミナーには、健康食品関係の企業にお勤めの方を中心に、多くの方にご参加頂きました。

インドネシア総合研究所では、インドネシア市場の進出支援を行っております。BPOM取得サポート、視察サポート、調査、現地法人設立、月間コンサルティングなど、お客様のニーズに合わせたサービスの提供が可能です。

インドネシア進出にご興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。

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