【コラム】インドネシアのネイルアート事情2024年版②トレンド編

先日、インドネシアのネイルサロンにおけるネイルアートの価格についてご紹介させていただきました。まだご覧になっていない方はコラム「インドネシアのネイルアート事情2024年版①価格編」を是非ご覧ください。

本コラムでは、先日のコラムに続けて、インドネシアで2024年に流行すると言われているネイルアート・トレンド5選をご紹介いたします。皆様も是非試してみませんか?

ネイルアート市場や技術は年々進化を遂げており、今やネイルアートは単なる趣味やアクセントの域を超え、髪色や服装のように自分を自由に表現する道具となっています。毎年ファッションのトレンドが変化するように、ネイルアートのトレンドも日々変化しています。

インドネシアでは、2023年は、グラデーションカラーや、フレンチネイル(爪先に色をのせ、シンプルかつエレガントに仕上げたデザイン)、メタリックな仕上がりになるクロムパウダー(塗ってこするとネイルがキラキラになる粉)が人気を集めました。2024年のトレンドはどうなるのでしょうか。

インドネシアの最大メディア『KOMPAS.com(コンパス)』によると、今年は以下のネイルアートが人気になると予測されています。

参考:https://lifestyle.kompas.com/read/2024/01/18/163527920/5-tren-nail-art-tahun-2024-mau-coba?page=2

目次

1.オーロラネイル

オーロラネイルとは、カラーを重ねたり、オーロラパウダーやフィルムを重ねたりすることでオーロラのような輝きと透け感を叶えたネイルのことです。同じく光沢感がある『ミラーネイル』とも似ていますが、透明度がないミラーネイルに対して、オーロラネイルは透け感のある輝きが特徴的です。

オーロラネイルは元々韓国で人気に火がつき日本にも広まったもので、ネイル業界では目新しいものではありませんが、その圧倒的な人気は今年も続くと予想されています。

2. チークネイル

チークネイルとは、頬にのせるチークのように爪の中央からぼかして色をのせるネイルデザインのことです。オーロラネイルと同じく韓国発祥のこのネイルアートは、爪にチークのような柔らかな赤味を入れることで、血色感のあるフェミニンな印象になります。

シンプルかつソフトで清潔感のあるデザインのため、お仕事をされている方でも挑戦しやすいほか、アレンジ次第でゴージャスな印象に仕上げることもできる万能なネイルです。

3. クロームネイル/ミラーネイル

クロームネイル(Chrome Nail)とは、光沢のあるタッチや模様を加えた、近未来的な光沢のあるネイルデザインのことです。カラーはさまざまですが、仕上げにクロムパウダーを加えることで、まるでジュエリーを身につけているかのようなメタリックな輝きを放つのが特徴的です。日本では『ミラーネイル』とも呼ばれています。

クロームネイルは2022年頃から海外セレブらがレッドカーペットの場で次々と披露しSNSで話題となっていましたが、2023年、世界中から豪華セレブたちが集結するモードの祭典『メットガラ(MET GALA)』で、人気歌手ジャスティン・ビーバーの妻ヘイリー・ビーバーが光沢のあるクロームネイルを披露したことで、インドネシアでもトレンドになりました。この人気は2024年も続いていくと予想されています。

4. シンプルな3Dネイル

3Dネイルとは、アクリルパウダーとアクリルリキッドで作るぷっくりとした立体的なネイルデザインのことです。これは昔からある定番のネイルアートの一つですが、やはり立体的なアクセントがインドネシアでも高い人気を維持しています。デザインもさまざまで、波模様やドットなどの模様とデコレーションパーツを組み合わせ、特定の指だけを飾ったり、個人の好みに合わせて自由にカスタマイズしたりできることも人気の秘密です。

日本では、少し派手になりますが、アニメのキャラクターやアイドルなどをモチーフにしたカラーやパーツを付けた3Dネイルが、イベントや所謂「推し活」を楽しみたい人々の間で人気を集めています。

5. キャッツアイネイル

キャッツアイネイルとは、マグネットネイルのテクニックを用いて、爪の中心に猫の目のような光のラインを入れたデザインです。マグネットネイルとは、細かい鉄粉が含まれたネイルポリッシュやジェルを塗布した後、乾く前に磁石を近づけることで、鉄粉を反応させ、好きな模様を描く技法のことです。

ギラギラしすぎないマットな輝きと、磁力で出来る滑らかな線が特徴的な、宝石のキャッツアイのような美しい仕上がりになります。一見シンプルなように見えて、実は強いこだわりが伺えるネイルアートです。

まとめると、2024年インドネシアにおいて流行が予想される5大ネイルアートは、オーロラネイル、チークネイル、クロームネイル(ミラーネイル)、シンプルな3Dネイル、キャッツアイネイル(マグネットネイル)です。

今回のコラムでは、2回の連載に分けてインドネシアのネイルアート最新事情をご紹介させていただきました。インドネシアでは日本式の美容・ヘルスケア技術や日本産のアイテムはとても高い人気を博しています。

弊社インドネシア総合研究所では、日本のコスメやサプリメント等をインドネシアで販売するために国家医薬品食品監督庁(BPOM)の販売許可申請等におけるサポートも承っております。

インドネシアでのネイルや美容サロン開業や、日本製品の現地サロンでの卸売販売にご関心をお持ちの方、是非お気軽に弊社インドネシア総合研究所までお問い合わせくださいませ。

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