【アルビー日記】ジャカルタにてヘルシーライフセミナーを実施しました

こんにちは。アルビーです。

先日ジャカルタにて、主に富裕層の方々を中心に「健康/ヘルシー」をテーマにセミナーを行いました。

富裕層の方で実際にご自身の健康が気になっている方、健康改善のために何か取り組みを行っている方にお集まりいただき、日本でのトレンドの紹介をいたしました。

参加者の皆様には日本のヘルシーフードやサプリメントに対する興味を持っていただいたようで、「高額な商品でも質が良ければ購入を検討する」という反応が多く挙がりました。

日本の企業様からはよく「日本より平均して収入が少ないインドネシアでは、日本ほどの価格で販売できないのではないか」といった相談を多くいただくこともございますが、インドネシアでは特に富裕層や上位中間層の間で質の良い商品への需要は高く、日本の流通価格より価格設定を高くして販売しても購入すると発言される方が多い印象で、また実際に、日本と比較して同等程度が高額な商品が売れているようです。

例えば、糖質をおさえたパウンドケーキやクッキーを専門に取り扱っているブランドがありますが、販売価格は日本での販売価格の2倍程度になっています。

 

インドネシアの国民皆保険制度は大赤字!

インドネシアでは2014年の国民皆保険制度が導入されて以来、国民保険協会“BPJS”の損失は年々増加している状況です。

背景として、インドネシアは近年の経済成長によってライフスタイルが急速に変化したことで肥満等の成人病を始め、慢性的な疾患にかかる人が増えております。加えて治療費用が高額なため、国民皆保険が赤字になっている、というわけです。

 

インドネシアの今のライフスタイル

健康状態に影響を与える要素として考えられる、インドネシアのライフスタイルの一部をご紹介します。

①中間層の所得の上昇に伴い、多くの人が車等の交通手段を選ぶようになった(歩く時間が減少した)

②お米や砂糖、油ものをよく摂取する食文化

③年中暑い気候の中でエアコンでの室内の温度設定が非常に低く、身体が冷やされる

 

健康を気にする人がインドネシアで増加

私自身、数年前からインドネシアのFacebook糖質制限コミュニティに所属して、食生活等のライフスタイルを改善し、体重を減らし、血圧を下げることに成功しました。

私のように健康に悩んでいる人、気になり始めた人がインドネシアでは増えています。

上述のFacebookコミュニティは、ただ単に体重を減らす「ダイエット」目的だけでなく、健康な身体を目指す「健康」目的の方々の集まりでもあります。

一度ガンや動脈硬化、高血圧等の慢性病などを患った方々が食生活等を改善する事で、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)を向上したい人々が参加するコミュニティとなっております。

インドネシアでは、このような健康改善に関するコミュニティは近年増加する傾向にあり、「糖質制限」をテーマにしたコミュニティだけでも複数のコミュニティが存在し、参加人数は約100万人弱となっています。

インドネシアでも“健康”は、すでに多くの人が注目を集め始めているテーマなのです。

 

弊社では早くからインドネシアの健康市場に注目しており、「健康」「ヘルシー」をテーマにインドネシアの企業へ個人へアプローチすることが可能です。

貴社の製品・サービスを、弊社のイベントを通じて中間層・富裕層にPRすることもできます。

ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。

 

また、健康関連の過去のコラムはこちらからご覧いただけます。

【コラム】インドネシア人の健康意識の向上とインターネットの活用について

【コラム】インドネシアの高い肥満率と広がる健康ブーム

 

株式会社インドネシア総合研究所
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Tel: 03-5302-1260

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