【アルビ―日記】西ジャワ州バンドン県知事と面談しました
こんにちは、アルビ―です。
先日、西ジャワ州バンドン県の県知事を訪問し、バンドン県の課題と弊社が提供できるソリューションについての意見交換を行いました。
弊社からは、様々な日本の技術やサービスをご紹介した上で、1)インドネシア人材の日本での就職支援、2)日本の優れた廃棄物処理技術をインドネシアに導入、の2点についてバンドン県知事に提案させていただきました。
1) インドネシア人材の日本での就職支援
日本は現在慢性的な人手不足のため、海外人材を必要としている職種が多く存在します。
現在は新型コロナウイルス感染拡大のため、一時的に人の移動が制限されていますが、コロナ感拡大が落ち着いた後は日本国内での海外人材の雇用はさらに加速すると見られています。
インドネシアは親日国であり、日本での就職を夢見る若者も少なくありません。技能実習制度や特定技能、一般的な企業就職などで日本で働くインドネシア人は多くいますが、日本の独特な企業文化を知らないまま働き始め、孤立してしまったり、場合によっては退職に至るケースも珍しくないのです。
海外人材は日本語能力のみでなく、日本企業の文化への理解も非常に重要です。弊社もよくインドネシア人人材の雇用について日系企業様よりご相談を頂きますが、就職前の日本の企業文化に関する教育無しでは、採用後長期にわたる雇用の継続はかなり難しいでしょう。
弊社は、日本での就職に興味があるインドネシアの学生に対して、日本企業文化や日本の働き方に関するセミナーを行った実績が多数ございます。また、新型コロナ感染拡大の影響により一時営業中止となりましたが、昨年はインドネシアにて日本に就職する前の語学や日本企業文化を学習するための学校を設立した実績もございます。
バンドンには日本語学校も多くあるため、弊社インドネシア総研がサポートさせて頂けるポイントについて、バンドン県知事と意見交換させていただきました。
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2) 日本の優れた廃棄物処理技術をインドネシアに導入
インドネシアの特に都市部では、近年増え続ける廃棄物の処理が追いついておらず、廃棄物処理方法は各自治体の頭を悩ませています。ジャカルタ特別州が運営する廃棄物最終処分場バンダルゲバンには1日7,000トン以上のごみが運ばれており、あと2年程で処理能力の限界を迎えると言われています。
弊社では、4年ほど前よりインドネシアの廃棄物問題に着目し、コラムの公開や現地の処分場や自治体の訪問などを行って参りました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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バンドン県では、毎日およそ1,300トンの廃棄物が排出されており、そのうち10%に当たるおよそ130トンは不法投棄によるもので、バンドン県は排出される廃棄物の量の削減や廃棄物の処理方法の改善、またごみの分別などが今後の対策として重要としています。
参考WEBサイト:
弊社からは、日本には優れた廃棄物処理技術を持つ企業があり、インドネシア展開に興味がある日系企業とのネットワークもあるため、バンドンへの廃棄物処理施設の展開がサポート可能であることをお話させて頂きました。
またその他、弊社は様々な分野で日系企業のインドネシア進出を多数サポートしてまいりましたので、バンドン県への誘致や投資も可能であることをご提案してまいりました。
弊社はジャカルタやバンドン県のみでなく、過去に様々な自治体を訪問し、情報交換などを行ってまいりました。インドネシア国内の様々な自治体へのアプローチが可能ですので、ご興味がある方は是非お気軽にご連絡ください。
株式会社インドネシア総合研究所
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