【コラム】インドネシアで利用されている検索エンジンとWEBブラウザ
インターネットで情報を得るために、Google、Yahoo!などの検索エンジンは必要不可欠なものとなっていますが、インドネシアではどのような検索エンジンが使われているのでしょうか。
また、WEBページを閲覧するうえで不可欠なWEBブラウザは何を使っているのでしょうか。
今回のコラムでは、インドネシアで利用されている検索エンジンとWEBブラウザについてご紹介していきます。
世界の検索エンジンのシェア
Search Engine Market Shareを基に弊社作成(2022年12月4日)
参考URL:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share
世界の検索エンジン市場では、Googleが圧倒的なシェアを誇っており全体の92.2%を占めています。
その他の検索エンジンとしては、Microsoft社独自の検索エンジンであるbing、Yahoo!、ロシアの検索エンジンYANDEX、中国の検索エンジンBaiduが利用されています。
インドネシアの検索エンジンシェア
Search Engine Market Share Indonesiaを基に弊社作成(2022年12月4日)
参考URL:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/all/indonesia
インドネシアにおいても、世界の検索エンジンのシェアと同様、Googleが圧倒的なシェアを誇っています。
上の円グラフからインドネシアは世界のシェア以上にGoogle利用のシェアが高いことが分かります。
Googleの他には、bing、Yahoo!、YANDEX、DuckDuckGが利用されていますが、インドネシアでのこれら利用状況に世界全体で利用されている検索エンジンの傾向と異なる特徴がある訳ではないようです。
世界のWEBブラウザのシェア
Browser Market Share Wordwideを基に弊社作成(2022年12月4日)
https://gs.statcounter.com/browser-market-share
世界のWEBブラウザのシェアは上図の通りです。
一番多く利用されているのは、Googleが提供しているChromeの68.84%で次に多いのがApple が提供しているSafariです。この二つがシェアの約85%を占めています。
その他には、Edge、Firefoxなどが使用されています。
インドネシアのWEBブラウザのシェア
Browser Market Share Indonesiaを基に弊社作成(2022年12月4日)
https://gs.statcounter.com/browser-market-share/all/indonesia
インドネシアで一番利用されているWEBブラウザは世界のシェアと同じくChromeですが、世界のシェアより約16%も高く82.44%の人々がChromeを利用しています。
SafariやEdgeの利用もありますが、圧倒的にChromeの利用率が高いことが分かります。
そのため、インドネシアの人々へ向けてホームページを制作する際は、Chromeのブラウザで最適化できるように制作する必要がありそうです。
インターネットの利用時間が非常に多いインドネシアにおいて、利用されている検索エンジンを理解することで、インドネシアへ進出した際の現地法人のホームページやECサイトの最適化が可能となります。
また、今後の日本へのインバウンド誘致においても、インドネシアの検索エンジン市場やWEBブラウザについて理解を深めておくことで、インドネシアの人々へ上手な情報伝達ができるのではないでしょうか。
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