【コラム】インドネシアの娯楽施設

日本では、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなどのテーマパークで遊ぶことが娯楽の一つとされていますが、インドネシアでもテーマパークや動物園などが娯楽のひとつとして、人々に愛されています。
それではインドネシアには、どのような娯楽施設があるのでしょうか。
今回のコラムでは、インドネシアにおける娯楽施設についてご紹介していきます。

インドネシアにある娯楽施設

インドネシアにある娯楽施設をいくつかご紹介します。

Ancol Dreamland(アンチョールドリームランド)
Ancol Dreamlandは、ジャカルタ版ディズニーランドとも言われている巨大な娯楽施設です。
ジャカルタのリゾート地アンチョール地区にあり、552ヘクタールの敷地内には遊園地の他にホテルやビーチ、水族館、ゴルフ場があります。
ドゥニアファンタジーと呼ばれる遊園地には40以上のアトラクションがあり、ジャカルタ、インドネシア、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、ギリシャをイメージしたエリアに分かれています。
チケットの料金は、平日はRp200,000(約1,820円)で週末はRp295,000(約2,684円)となっています。
インドネシア国民の平均月収が約3万円ということから考えると、決して安くはない値段であると言えます。

Taman Safari Indonesia(タマンサファリインドネシア)
Taman Safari Indonesiaは、ジャカルタから車で約2時間のボゴールの外れにあるサファリパークです。
壮大な自然に囲まれているタマンサファリには、5,000種類を超える植物と、280種類の動物が生息しています。
サファリの他に、動物のショーを見たり動物の背中に乗ることができます。
料金は6歳以上がRp180,000(約1,638円)6歳以下がRp160,000(約1,456円)でデイサファリ又はナイトサファリが楽しめます。

Trans Studio(トランススタジオ)
トランススタジオは、トランススタジオモールという大型ショッピングモールに併設されている屋内型テーマパークです。
買い物ついでに遊ぶことができ、子供連れの家族に大人気の施設です。
屋内型テーマパークではありますが、本格的なジェットコースターもあり、20以上のアトラクションが楽しめます。
入場料は、平日がRp180,000(約1,638円)金曜日がRp200,000(約1,820円)、土日祝はRp280,000(約2,548円)と土日祝日になるとかなり割高になります。
日本では、最近ショッピングセンターにテーマパークが併設されるものが減っていますが、インドネシアではこの形態のテーマパークの人気が高いようです。

Kidzania(キッザニア)
日本でも子供達に人気のある職業体験ができる施設キッザニアがインドネシアにもあります。
医者、パイロット、警察、料理人など様々な職業を体験することができます。
入場料は、2歳〜3歳がRp50,000(約455円)4歳〜16歳がRp150,000(約1,365円)、16歳以上がRp100,000(約910円)と紹介した他の施設より低い料金設定です。

このように、インドネシアには様々な娯楽施設があることが分かります。

参考WEBサイト: https://indonesiaexpat.id/travel/amusement-theme-parks-visit-indonesia/

ジャカルタにおける大型テーマパークの構想

様々な娯楽施設が存在するインドネシアですが、ジャカルタにMNCワールドリドという名の大型テーマパークが2024年以降にオープンする予定です。
テーマパーク運営を行うMNCグループは、インドネシアのメディア最大手で、インドネシアのテレビ局を3つ所有しているインドネシア財閥のうちの一つです。
MNCグループは既に、2,000ヘクタール の土地を購入しており、ゴルフ場、ホテル、テーマパーク を含む第一段階の建設は2027年に完了する予定となっています。
また、このテーマパーク建設の総投資額は20億ドルと推定されており、東南アジア最大級のテーマパークになると予想されています。
新型コロナウイルス収束後、ここはインドネシアの新たな観光地のひとつになるのではないでしょうか。

参考WEBサイト:https://asia.nikkei.com/Business/Business-trends/Giant-theme-park-and-smart-city-to-open-near-Jakarta-in-2024

今回のコラムではインドネシアの娯楽施設についてご紹介しました。
東南アジアの中でも人口が多く、経済的にも発展に期待が持てるインドネシアは富裕層人口も増加しており今後は更に娯楽関連の需要が高まっていくのではないでしょうか。

弊社では、インドネシアにおける様々な調査や現地視察などの実績がございます。
ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

株式会社インドネシア総合研究所
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