インドネシアでプロモーションならインドネシア総研に

インドネシアにてpromotionをする時に、target segmentを決めるのは至難の業です。

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demographic facts:
1.民族 300民族
2.言語 700言語
3.宗教  6宗教(宗派になると多くなる)
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例えば、住宅300万円を売りたい場合、無論、住宅ローン支払い可能な金額から逆算して所得層を特定しますが、「所得」による判定だけでは、promotionで最も大事な課題である『こころにささる(メディアチャンネル+素材がターゲットセグメントの属性に合う)』を実現するこちはできません。

Blackberryという端末が2010年になぜ大流行していたかを思い出してみましょう。もちろん、ビジネスパーソンはblackberryを所有してBBMを使ってビジネスツールとして活用していますが、実は、中古市場を見ると、必ずしも富裕層が買っている訳ではないのです。『見せびらかしたい』購買層『トレンドに追いつきたい』購買層等が多く、所得水準からして『買えない』けれど、無理やりして購入する層もあります。

インドネシア総研メディア部門は、予算がある限り、Promotion支援をする時に必ずこのようなclustering(購買層をいくつかのカテゴリーに分ける作業)を行います。今回は、キャッチフレーズ決定の一部について言及します。

A.英語を使うとHIGH BRANDとして認識されるのか?
航空会社の事例を見てみましょう。
Air Asia は now every one can fly
(今誰だって飛行機に乗れる)
Garuda Indonesia は the airline of Indonesia
(インドネシアの飛行機会社)
Batavia Airは Trust Us to Fly
(我々を信用して飛ぼう)

意味はさておいて、そもそもインドネシアでは、英語がどれくらいい認されるかを検討しないといけないです。今年でインドネシア総研が200人に対して調査を実施した結果、自己判断でgood 以上と回答する人は15%にとどまり、富裕層になるとこの割合は44%に上ります。
この数字からも裏付けられますが、富裕層事業若しくは高学歴に対して提供する事業は英語を使うケースが多いです。

B.インドネシア語と方言に 工夫を凝らす
テレビ局の事例を見てみましょう。
INDOSIAR Memang Untuk Anda
(確かに君のためのテレビだ。)
TRANS TV Milik Kita Bersama
(我々のテレビだ。)
JAK TV My City My TV
(私の町、私のテレビ)
殆どのテレビ局は、インドネシア語の標準語を使っていますが、いくつかのチャンネルは、サンスクリット語や英語を使っています。その中に、JAK TVは英語を使っていますが、インドネシアの富裕層の平均値は8%に対してジャカルタの富裕層の数は人口の30%になっていることから、英語と富裕層狙いは理解出来ますね。
地場の靴は Nyaman di kaki Pas di Hati (足に快適、心に響く)というフレーズを出していますが、韻を踏んでいます。ブランドネーミングの次に

大事なのは、キャッチフレーズです。
■使用言語によって、所得層・民族性が決まります。
■句の工夫によって、年齢層・趣味等が決まります。

セグメントの輪郭が把握出来ますので、
そのセグメントにリーチするための
1.最も有効なチャンネル
2.配信時間帯
3.配信時期
4.コンテンツ内容
が決まっています。

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インドネシアに配信・イベント・プロモーション戦略をお考えの際にぜひ インドネシア総研メディア部にご連絡下さい。

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