【コラム】インドネシアの人々に人気のある海外の旅行先(2022年)

近年、新型コロナウイルスによる各国の入国制限も緩和されはじめたことで、日本に訪れる外国人観光客も増加しています。
インドネシアからも多くの観光客が日本へ訪れています。
今回のコラムでは、インドネシアの人々に人気のある海外の旅行先についてご紹介します。

インドネシアの人々の海外の渡航目的

2022年のインドネシアの中央統計局(BPS)の調査によると、インドネシアから海外に渡航する場合、75.46%の割合の人々がレジャー目的の渡航で、24.54%の人々が出張などのビジネス目的での渡航であることがわかっています。
新型コロナウイルスの影響で海外への渡航に制限があったため、その反動でレジャーを目的に海外へ渡航する人々が増加しています。

参考WEBサイト:https://databoks.katadata.co.id/datapublish/2023/07/04/tujuan-orang-indonesia-ke-luar-negeri-dari-liburan-sampai-perawatan-kecantikan

インドネシアの人々に人気のある海外の旅行先とその理由

以下は2022年のVisa Global Tranel Intentionによる調査に基づいた、インドネシアの人々に人気のある旅行先です。

シンガポール
フライト所要時間:約2時間
インドネシアからの旅行者の24%の人々が旅行先としてシンガポールを選びました。
シンガポールへの入国には、ビザが不要なことやインドネシアから近く飛行機の便数も多いことが人気の理由に挙げられます。

マレーシア
フライト所要時間:約2時間
マレーシアは、シンガポールに続き2番目に人気な渡航先で、旅行者の15%の人々がマレーシアを渡航先として選んでいます。
インドネシアの母国語、インドネシア語は元々マレーシアの母国語「マレー語」がルーツであるため言語が通じやすいことや、隣国のため文化も似ており、気軽に渡航できることも人気の理由として挙げられるでしょう。

タイ
フライト所要時間:約3時間30分
タイも海外の渡航先として人気があり、インドネシアの旅行者の13%の人々が訪れています。
インドネシアの首都ジャカルタ から、タイの首都バンコクまでのフライト所要時間は約3時間30分と、距離が近いことに加え様々な観光地があることも人気の理由の一つです。

日本
フライト所要時間:約8時間
日本もタイと同じ位、渡航先として人気があります。
新型コロナウイルス による入国制限がなくなったことで、インドネシアから渡航する人が増えています。
また、インドネシアでも日本のアニメや漫画が広くしられており、そのような日本文化を通して日本への旅行に興味がある人も多いようです。

アメリカ合衆国
フライト所要時間:約20時間

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