【コラム】インドネシアの有名な動物園
インドネシアには東南アジア最大規模の動物園があります。
その動物園は、『Kebun Binatang Surabaya(インドネシア語表記)』で、インドネシアの第二の首都スラバヤにありますが、死の動物園とも言われています。
Kebun Binatang Surabayaとは
Kebun Binatang Surabayaは、1916年に開園された動物園です。
現在はスラバヤ市が管理する、東南アジア最大規模の動物園です。
インドネシア政府が年間数十億ルピアを支給していますが、残念ながら管理体制に問題があったり、動物虐待の疑いもあるという、悪い評判で有名な動物園です。
死の動物園といわれる理由
スラバヤ動物園は、動物の飼育がおろそかになっていることが問題視されています。
2014年1月には、ライオンが檻の中のワイヤーで首を吊って死んでいたのが発見されました。
(※自殺したのではなくワイヤーに絡まった事故と報道)
このショッキングな出来事は、『ライオンが首吊り自殺した』と世界中で報道され、スラバヤ動物園は大きな批判にさらされました。
またスラバヤ動物園は過去に、オラウータン『トーリ』にタバコを吸わせて客寄せしていたことがあり、以前から動物を虐待していると批判されていました。
このような状況から、動物を飼育することより商業主義に走っていると、複数の動物愛護団体から、動物園の閉鎖を求められています。
参考: ライフネシア
動物の飼育管理状況
現地視察する機会があり、Kebun Binatang Surabayaに行ってきましたが、やはり明らかに多くの動物が檻に押し込まれているという印象がありました。
また鹿の角を切断したのか、鹿自身が頭をぶつけたのか、頭から血を流していました。
このような光景は、日本の動物園ではありえないでしょう。
Kebun Binatang Surabayaの名物はコモドドラゴン
Kebun Binatang Surabayaの名物は、恐竜の生き残りといわれるコモドドラゴンがいます。
日本には生息していない動物で大変珍しい希少動物です。
Kebun Binatang Surabayaの広さ
Kebun Binatang Surabayaは、広さ15ヘクタールあます。
これは東京ドーム7個分の広さです。
これだけ広大な土地ですから、全部観てまわるには3時間以上はかかりました。
Kebun Binatang Surabayaの場所
Kebun Binatang Surabayaは、スラバヤの空港『ジュアンダ国際空港』からクルマで行けます。
ぜひスラバヤに行かれる予定がありましたら、一度行ってみるのも良いかもしれません。
インドネシアの現地視察について
インドネシア総研では、ジャカルタはもちろん、スラバヤなど地方都市の視察の実績が多くございます。
インドネシアでは、現地でしかわからないことがたくさんあります。
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