2022年7月28日〜8月3日　インドネシアヘッドラインニュース

2022年7月28日(木)から8月3日(水)にインドネシアであった出来事をダイジェストでお伝えします。

電気通信省、PayPalアクセス凍結を5日間限定解除

インドネシア電気通信省(Kominfo)は8月1日(月)、アクセスを遮断されていたPay Palを5日間限定で解除すると明らかにしました。
これまでの同省の発表では、７月20日の期限までに同省への登録を済ませていない国内外の個人向け電子システムプロバイダー(PSE)へのアクセスを遮断するとのことでした。そして電子決済システムPayPalの他、検索エンジンYahoo、オンラインゲームサービスSteamやEpic Gamesといった未登録の事業者のアクセスを7月30日に遮断しました。

今回の一連の騒動は、2020年に施行された「MR5」という包括的な法律に基づくもで、「民間電子システム・プロバイダー」と見なされる企業は、インドネシア国内で活動するには政府データベースへの登録が義務づけられ、さもなければ活動が禁止されるというものです。しかし多くのPayPalの決済利用者から、今回の凍結見直しを求める声が多数上がったため、8月1日から5日までの5日間限定で凍結解除を決定し、この5日間に資金移動をするよう呼びかけました

今回の事例のように、法律で決定された事項も民衆の声によって急遽変更されることが多々あります。特に今回は電子決済システムに大きく影響する事項でした。弊社インドネシア総合研究所はジャカルタからの最新情報を随時入手し、このような事態でも迅速な対応が可能です。

参考サイト
https://www.cnbcindonesia.com/tech/20220801072130-37-359986/kominfo-buka-blokir-paypal-hanya-5-hari-ini-alasannya
https://www.phileweb.com/news/mobile_pc/202208/01/3127.html

ジャワ・バリでの活動制限を延長

インドネシア政府は8月1日、ジャワ・バリ内で新型コロナウィルス感染拡大への対応として活動制限を8月15日まで延長する旨の内務大臣指示を発出しました。これによりワクチン接種をおこなった従業員の出勤率100が認められ、職場の出入りにはアプリPeduliLindungiが使用されます。なお、ジャワ・バリ以外の地域では9月5日まで活動制限レベル1とされています。

しかし、感染状況に応じて上述の規制は突然変更されることがあります。また、インドネシア国内移動にはアプリPeduliLindungiの仕様が不可欠ですが、不具合が頻繁に生じているうえに、アプリ関連の相談はインドネシア保健省ヘルプデスクに直接行うしかありません。

弊社インドネシア総合研究所はインドネシア語が堪能なスタッフが多数おり、アプリへの必要事項入力からビザ手配までワンストップサービスでのご対応が可能です。インドネシアにご出張予定の皆さま、是非一度お気軽に弊社までお問い合わせください。

参考サイト
https://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase22_110.html

弊社インドネシア総合研究所は日本とインドネシアの二国間ビジネスに特化したコンサルティング会社です。日本語、英語、インドネシア語が堪能なスタッフが、現地の最新情報を常にアップデートし、インドネシアの朝令暮改ともいえる法規制改正にも迅速にご対応いたします。インドネシア進出をお考えの皆さま、是非一度お気軽に弊社までお問い合わせください。

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