2022年7月14日〜7月20日 インドネシアヘッドラインニュース

2022年7月14日(木)から7月20日(水)にインドネシアであった出来事をダイジェストでお伝えします。

ジョコ大統領、7月27日(水)来日

ジョコウィドド大統領がイリアナ夫人と共に7月27日に来日します。この滞在期間中には天皇皇后両陛下がジョコ大統領夫妻と御会見になる予定です。また、ジョコ大統領は岸田総理とワーキングランチも予定しています。ジョコ大統領にとって今回が4度目の来日です。両国の関係がより一層強固なものになることを願っております。

参考サイト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea2/id/page1_001231.html

G20財務大臣・中央銀行総裁会議の総括発表

G20 の財務大臣・中央銀行総裁は、2022 年7月15日、16日にバリにおいて、G20議長国インドネシアの下で 3 度目の会議を行い、17日に会議の総括を発表しました。
多くの参加国代表は、ロシアによるウクライナ侵攻で世界経済回復が減速している事に言及し、戦争の終結を強く求めました。また、このロシアによるウクライナ侵攻で食糧危機が深刻化しているとして、食料危機に対処する必要性についても指摘しました。侵攻の影響がエネルギー価格の高騰など多岐にわたり各国経済に悪影響を及ぼした結果、途上国を中心に食料不安の一因となっていることを強調しました。インドネシアはウクライナにとって小麦の主要輸出国です。そして、他の諸外国同様にインドネシアがウクライナから小麦を輸入するにあたってロシアが障壁となっています。この様な経済的影響を回避するためにも、今年のG20開催国という立場でウクライナとロシアの平和特使になるべく、6月29日(水)、30日(木)はジョコ大統領がウクライナとロシアの大統領と面会したのは記憶に新しいですね。

参考サイト
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/convention/g20/g20_20220716-1.pdf

ハーゲンダッツ17種、BPOMが販売停止を指示

7月20日(水)、国家医薬品食品監督庁(BPOM)はフランスから輸入したハーゲンダッツアイスクリーム17種類について、販売停止を指示しました。その理由はこれら商品からエチレンオキシドが検出されたことによります。

エチレンオキシドはかつて食品用農薬として使用されていました。しかし2020年に欧州連合食品および飼料用迅速警報システム(EURASFF)が食品に残留したエチレンオキシドに関する通知を出しました。しかしWHO及びFAO傘下にある食品規格委員会(CAC)は、エチレンオキシド含有量の基準値は各国の判断に委ねるとしました。インドネシアでは世界基準での含有量値に関するモニタリングを進めるそうです。その間、製品の安全性が保障されるまでBPOMは商品の販売停止を継続します。

参考サイト
https://www.kompas.com/tren/read/2022/07/20/193000365/alasan-bpom-tarik-17-varian-es-krim-haagen-dazs-dari-peredaran?page=all
http://www.n-shokuei.jp/eisei/codex_sec01.html

弊社インドネシア総合研究所は食品・サプリメントのBPOM認可取得においても豊富な経験を有しており、首尾よく皆様のお手伝いをさせて頂きます。また、ジャカルタ現地法人から最新の情報を入手し、朝令暮改の法改正にも迅速にご対応いたします。
インドネシア進出をお考えの皆さま、是非一度お気軽に弊社までお問い合わせください。

株式会社インドネシア総合研究所
お問い合わせフォーム
Tel: 03-5302-1260

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