【コラム】インドネシア人に人気のある日本のお土産

海外に渡航する際にその土地ならではなお土産を買うことは、海外へ行く楽しみのひとつでもあります。
インドネシアの人々に人気の日本のお土産はどのようなものがあるのでしょうか。
今回のコラムでは、インドネシアで人気のある日本のお土産についてご紹介していきます。

インドネシアで人気のある日本のお土産

インドネシアで人気のある日本のお土産は以下の通りです。

（食べ物）
・東京バナナ
・キットカット
・ロイズチョコレート

（食べ物以外）
・扇子
・風鈴
・招き猫
・お守り
・けん玉
・のれん
・キーホルダー
・かわいい文房具

インドネシアの人々は甘い食べ物を好む人が多く、東京バナナやチョコレートなどの甘いお菓子が人気です。
キットカットはインドネシアでも販売されていますが、日本にしかない味のものもあり、それらはお土産として買うと喜ばれるようです。

食べ物以外では、けん玉やお守りなど、日本ならでの伝統的な商品に人気があります。
また、おにぎりやドラえもんなどの日本の特徴を感じることができるキーホルダーにも人気があります。

参考WEBサイト：https://makananoleholeh.com/oleh-oleh-khas-jepang/
https://harpersbazaar.co.id/articles/read/10/2018/5855/10-oleh-oleh-khas-jepang-yang-wajib-anda-beli

ハラルなお土産

イスラム教徒が多いインドネシアにおいて、食品や日用品などをお土産に選ぶ際に大切なことがあります。
それはその商品が「ハラル」であるということです。

ハラルとは、伝統的なイスラム法で「合法的である」と見なされるものを指します。
イスラム法で禁じられている代表的なものとして、豚肉やアルコールが挙げられますが、豚肉やアルコール飲料以外にも、ラードやショートニングといった豚肉が原材料に使われている成分や、洋酒が成分に含まれている場合も、その商品はハラルではないという事になります。

インドネシアで日本のお土産でハラルとしておすすめされている食べ物のお土産は、以下の通りです。

・お茶
・キットカット抹茶
・ムソーカステラ（ハラル認証）
・東京あられ（ハラル認証）
・侍ラーメン（ハラル認証取得はしていないが、ビーガン向けの商品）

上記は、ハラル認証を取得している商品もあれば、ハラル認証を取得していない商品であってもイスラム教徒の興味を集めている商品もあります。

インドネシアでは、市販の商品には食べ物以外にも、化粧品、日用品にハラル認証マークがついてあることが殆どです。
ハラル認証がされているとそれだけで、イスラム教徒が「安心して購入できるお土産」になり、購入率が上がります。

また、ハラルのお土産が販売されている場所としては、成田空港や羽田空港の他、東京の浅草にあるドン・キホーテでもハラルコーナーがありそこではハラル商品の購入が可能です。

日本でハラルについての理解も広まりつつありますが、全国どこでもお土産コーナーにハラル認証コーナーを設置することで日本の土産店もこれまで以上にイスラム圏の外国人観光客を取り込むことができるのではないでしょうか。

参考WEBサイト：https://keluyuran.com/oleh-oleh-khas-jepang-yang-halal/

今回のコラムでは、インドネシアで人気のある日本のお土産についてご紹介しました。
人口の約9割近くの人々がイスラム教徒であるインドネシアでは食品や日用品をお土産として購入する場合は、ハラル認証やハラルであることが非常に重要であると言えます。

徐々に、インバウンド需要が戻ってきている日本において、ハラル認証のお土産を販売することは、世界的に見ても人口の2割強でキリスト教徒に次いで人口の多いイスラム教徒の人々の来日の際の消費を取り込む対策として大切であると言えます。

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