【コラム】インドネシア総合研究所の市場調査のご紹介-CLT調査

弊社のウェブサイトをご覧になった方の中には、インドネシアへの事業進出や現地の市場調査にご興味をお持ちの事業者様も多いのではないでしょうか。
インドネシアでの事業を拡大する際には現地の最新のトレンドや現地の人々の生の声、専門家らの意見の聞き取りなど多角的な視点からの調査が不可欠です。

弊社では創業から現在までインドネシアにおける数々の市場調査を受託し、インドネシアならではの事情を深く細部まで調査し、数々の事業者様をサポートして参りました。とりわけ弊社の強みと言えるのが、インドネシアのジャカルタに現地法人を持ち、現地の事情に精通した調査チームによる多種多様な調査が可能であることです。

以前のコラムでも、インドネシアにおける調査事業についてご紹介しました。

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今回は、様々な調査サービスの中でも現地の調査チームの強みを生かした市場調査の一例をご紹介しながら、弊社インドネシア総研ならではのサービスをご説明します。

CLT調査のご紹介

CLTとは、Central Location Testの略語で、会場調査、会場集合調査とも呼ばれます。定量調査の代表的な手法の一つで、会場に調査対象者に集まってもらい実施する調査です。

インドネシアに販路を拡大するにあたって現地の消費者の商品に対する反応や嗜好を調査する場合や、現在販売中の製品、あるいは新製品についての意見を聞く場合など、様々な目的でご依頼をいただいております。インドネシアでは、郵送調査やメールなどでの調査だとなかなか回答が得られない場合もあり、会場で直接モニターから調査が可能なCLTのような手法を活用した調査は効果的だと言えるでしょう。

<調査の流れ>

①ご依頼

②調査内容の打ち合わせ
現地調査チームも交えて調査内容、目的などのすり合わせを行います。インドネシアの現地調査会社の多くがあらかじめ調査方法や提供できるサービスをプラン化して固定していることが多いのに対し、インドネシア総研ではお客様のご要望に応じて様々な手法を組み合わせたりしながらベストなご提案が可能です。定量調査と定性調査を組み合わせて同時に調査を行うなども可能です。
また、近年変わりつつあるものの、インドネシアではプロジェクトの途中経過を報告するといったビジネス慣習が根付いておらず、締切に間に合わせればよい、という風潮が未だに残っていることも少なくありません。インドネシア総研では、現地調査チームによる定期的な報告に加え日本人社員が常にサポートで入っており、スムーズな調査実施と情報共有が可能です。

③(CLT調査の場合)現地調査チームがモニターのプレリクルートを実施
一つ一つの質問文を丁寧に確認する日本人とは異なり、インドネシアでは、調査の際にあまり時間をかけずにさっと回答されてしまい、前後の質問内容への回答が矛盾していたり、本来選ぶべき選択肢とは違うものが選ばれていたりといった正確性に欠けるデータを集めることとなってしまいます。

④インドネシア総研では、プレリクルートを行い、対象者条件に適切に合致するモニターを厳選して調査を実施しているため、正確なデータの収集が可能です。
また、インドネシア総研では、SNSを活用したモニター募集から選抜まで一貫して現地調査チームで担当可能です。インドネシア総研の調査チームは、短期間で大人数のモニターのリクルートを可能にするノウハウを持っており、迅速な調査の実施が可能です。過去には1週間で100名規模のモニターをリクルートし、CLT調査を実施した実績もございます。実地での調査実施
会場は様々ですが、展示会などの大規模イベントに合わせて調査を実施することも可能です。インドネシア総研では、主に調査員が質問文を読み上げながら回答を確認する手法をとっております。そのような手法をとることで、質問文の意味を理解してもらえない時にも調査員がより詳しく説明するというフォローが可能になり、より正確なデータを収集することが可能となります。
また、インドネシア人からなる現地調査チームが調査を行うことには、より正直な回答を得られやすいというメリットもあります。日本人が複数名いると気構えてしまう可能性が高く、意識した回答をされてしまうというケースもございます。インドネシア総研では、調査を実施している部屋では全ての会話をインドネシア語で行い、マジックミラーの外側では通訳が会話内容を日本語に通訳する、というような工夫も可能です。

⑤調査報告のご提出
現地調査チームのまとめた報告書を、日本語もしくは英語でお渡ししております。インドネシア総研では翻訳や通訳サービスも提供しておりますので、専門性の高い資料でも質の高い翻訳が可能です。

その他サービスのご案内

今回の記事では、インドネシア総研が提供するCLT調査の流れと弊社の強みについてお伝えしました。
弊社では、定量的な調査のみならず、現地の消費者の生の声を反映した定性的な市場調査も行っております。また、インドネシア語での情報収集のノウハウを生かしたデスクリサーチや、アポイントのためには現地でのネットワークが必要になるインドネシアの政府関係者や大学教授などへのインタビューなども実施可能です。

インドネシアでの事業拡大や商品販売などをご検討の事業者の皆様、弊社のインドネシアにおける豊富なネットワークを活用した市場調査のご利用に興味を持たれましたら是非弊社までお問い合わせくださいませ。

株式会社インドネシア総合研究所
お問い合わせフォーム
Tel: 03-6804-6702

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