【コラム】インドネシアのインフルエンサー

(https://www.photo-ac.com/main/detail/22605105)

自社製品をもっと広く世の中に周知させたいと思う時、近年ではインフルエンサーとタイアップする手法がよく用いられます。インフルエンサーマーケティングとも呼ばれるこのマーケティング手法はインドネシアでも同様です。
本コラムではインドネシアのインフルエンサーのご紹介と、インドネシア人インフルエンサーとタイアップ企画を行うビジネス可能性についてお伝えします。

インドネシアのインフルエンサー

ジャンビ大学講師Dr. Musnaini, S.E., M.M.氏らの著書『UMKM Digital Era New Normal(中小企業デジタル時代のニューノーマル)』という本によるとインフルエンサーはフォロワー数によってマイクロインフルエンサー、マクロインフルエンサー、プレミアムインフルエンサーの3種に大別できるほか、使用するメディアによってもセレブグラム(セレブリティなインスタグラムユーザー)、YouTuber、ブロガーに分けられるそうです。この分類は日本とほぼ同じですね。

参考サイト 
https://finance.detik.com/berita-ekonomi-bisnis/d-6040204/apa-itu-influencer-ini-arti-tugas-jenis-dan-contohnya

フォロワー数TOP5インドネシア人インフルエンサー

それではここで、インフルエンサープラットフォームサイトstarngage.com より、フォロワー数上位5名のインドネシア人インフルエンサーを、そのインスタグラムフォロワー数と共にご紹介します。

参考サイト
https://starngage.com/app/id/influencer/ranking
https://www.ajmarketing.io/post/top-20-instagram-influencers-indonesia-2021#viewer-f28uj

Natasha Wilona (3780万)
Natashaは1998年生まれの女優で、2008年(当時10歳)での子役デビュー以来、近年では毎年様々な賞を受ける実力派女優です。彼女の投稿は自身の美しい姿だけに留まらず、その美肌の秘訣であるスキンケア方法も公開しています。最近ではAzarine Cosmeticsという自然派化粧品ブランドのアンバサダーも務めました。

Ayu Tingting (4490万)
もともとはダンドゥット歌手だったAyuでしたが、今ではTV司会者や女優業までこなすマルチな才能を発揮しています。彼女の人生は14歳で歌手デビュー、22歳で結婚と出産、その翌年に離婚という波乱万丈なものです。主な投稿内容は、日々のワークアウトや一人娘の子育てライフハック、家族旅行などです。
ダンドゥットに関する記事は弊社コラム「【コラム】インドネシアの音楽」をご覧ください。

Joko Widodo (4640万)
インドネシア共和国の現職大統領Joko Widodoが堂々の第3位です。実際の投稿は大統領デジタルコミュニケーションチームが管理しています。投稿内容はもちろんインドネシア国内の政治に関する内容です。

Prilly Latuconsina (4690万)
インフルエンサーの他に実業家の顔も持つ彼女は、飲食業とアパレルの会社を持っています。近年ではruangguru.comというオンライン教育プラットフォームのアンバサダーを務めました。ちなみにruang guruとは「先生の部屋」「職員室」という意味です。投稿内容は出演したテレビ番組のチョイ見せや、ポールダンスの練習が多いです。

Raffi Ahmad and Nagita Slavina (6210万)
第1位に輝いたのは夫Raffi Ahmadと妻Nagita Slavinaの夫婦アカウントです。RANS Entertainmentという番組制作会社を所有しています。巨大なマンションやスポーツカー、ブランドバッグなど、ラグジュアリーな日常生活が主な投稿内容で、コラボレーション企画の相手も国を代表するスポーツ選手やJoko Widodoインドネシア大統領と規格外です。

いかがだったでしょうか。今回ご紹介したインドネシア人インフルエンサーはほんの一部ですが、それぞれの得意分野を活かした投稿内容です。

弊社インドネシア総合研究所ではお客様のニーズやご予算に合わせた市場調査に留まらず、現地でのテストマーケティングやSNS、インフルエンサー等を利用したプロモーションなど、インドネシアでの販路拡大を全面的にサポートいたします。インドネシアでの販路拡大においては弊社には他社にはない圧倒的なノウハウがあります。特にBPOM認可取得、ハラル認証取得に豊富な経験を有しております。
インドネシア市場へ自社商品の販路拡大をご検討されている企業の皆様、またはその事前段階でのご相談につきましても、是非弊社インドネシア総合研究所へお気軽にお問い合わせくださいませ。

株式会社インドネシア総合研究所
お問い合わせフォーム
Tel: 03-5302-1260

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