【ニュース】インドネシア総合研究所が浅利教育学園グループとのCOE提携!!

弊社インドネシア総合研究所の企画として、浅利健自氏(浅利教育学園 理事長)は、2022年9月にバリとバンドンの5つの教育機関(2大学と3幼稚園)に訪問しました。

そしてこの度、浅利氏が訪問した1つである「サンガ・ブアナ大学」の講師に就任することになりました。またこの浅利氏の就任を機に弊社インドネシア総合研究所と浅利教育学園グループとサンガ・ブアナ大学が「Center of Excellence on Early Childhood Education in collaboration with Asari Kyoiku Gakuen and Indonesiasoken(浅利教育学園グループとインドネシア総研の研究協力機関)」の業務提携を交わすことになりました。

インドネシアと日本の幼児教育については以前にも【コラム】インドネシアの幼児教育に貢献できる日本の幼児教育の経験【ニュース】浅利教育学園グループがインドネシア教育機関とMOU締結、両国の幼児教育の発展を目指すをご紹介させて頂いておりますので、こちらも是非以下URLよりご覧ください。

計画中のインドネシアプロジェクト

「Center of Excellence on Early Childhood Education in collaboration with Asari Kyoiku Gakuen and Indonesiasoken(浅利教育学園とインドネシア総研の研究協力機関)」が計画しているインドネシアでのプロジェクトを紹介いたします。

①日尼の教職員交換プロジェクト
日本の教職員をインドネシアに派遣、またはインドネシアの教職員を日本に派遣し、両国の幼児教育に関する環境や思想などを学び、両国の教職員のモチベーションの向上を目指すプロジェクトです。

②幼児発達のための運動や心理学研究
近年、インドネシアと日本の幼児の運動不足は、子供達が将来病気になるリスクが高いと問題視されています。運動不足の理由としてインドネシアでは、交通整備が行われておらず、歩道のない道や整備されていないガタガタな道路や横断歩道が少ないことから、簡単に子供たちを外出させられないうえ、例えば日本で見られる遊具やベンチがある「公園」がインドネシアには少ないこと等が上げられます。

一方、日本では、子供たちの習い事によるスケジュールの多忙さや室内ゲームで遊ぶ機会が増加したことが上げられます。このような運動不足は、子供達に心理的な影響を及ぼしストレスやうつ病になりやすくなるともいわれています。運動にはストレス緩和のホルモン分泌を促す効果があり、人間にとって適度な運動は健康において必要なものだと理解できます。

運動不足が引き起こす病気やリスクを研究し、両国の子供への健康改善を目的としています。

参考:https://www.blog.crn.or.jp/report/09/253.html
https://heisei-ikai.or.jp/column/exercise-mental-health/

③幼児にとっての栄養学
インドネシアでは、ファストフードや加工食品の増加に伴い、肥満児が年々増加し、中でも5歳~12歳の肥満児の増加が深刻な状況だといえます。そして、肥満により睡眠時の無呼吸症候群や糖尿病のリスクが上がるため、栄養管理が求められます。現状打破の為に、幼児の為の栄養学を研究していきます。

参考:https://www.alodokter.com/anak-terlanjur-obesitas-begini-cara-mengatasinya

④幼児にとって運動できる公園や施設の開発 
②で既述した通り、子供達の運動不足問題の改善策の一つとして、公園やトレーニングジムなどのアクティビティスポットの設立やキッズルーム付きのマンションや広場付きの住宅地の建設を計画し、子供達にとって安全に体を動かして遊べる場所を設けていきたいと考えています。

⑤教育機関におけるビジネスインキュベーションの投資   
弊社インドネシア総合研究所では、様々な投資事業を紹介させて頂いております。特に力を入れているのが、人材づくりの分野であり、教育機関の人材教育にも力を入れていきたいと考えています。日本で保育士として働ける人材の教育は、日本の保育士不足を緩和させることができると考えます。それに加えて、幼児向けの製品や施設等の供給にも幅広く投資を行っていこうと考えています。

弊社は過去の記事でも様々な投資事業をご紹介しております。以下URLもぜひ参照ください。

【投資事業レポート】インドネシア投資案件としてのピラティス事業

このようなプロジェクトを浅利教育学園と弊社インドネシア総合研究所、サンガ・ブアナ大学の三者協力により、日本とインドネシアの幼児教育の発展を目指します。
また、インドネシアにご興味がある方や企業様、幼児教育に関心のある方と共にインドネシア現地への幼児教育の研修ツアーやインドネシアの保育施設などの視察ツアーを計画しております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

株式会社インドネシア総合研究所
お問い合わせフォーム
Tel: 03-6804-6702

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

記事のシェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次