【コラム】インドネシアの高校生の放課後の過ごし方

日本の高校生は、放課後に部活動への参加、塾通い、友達との交友を深める等して過ごしていますが、インドネシアの高校生はどのような放課後を送っているのでしょうか。
今回のコラムではインドネシアの高校生の放課後の過ごし方についてご紹介します。

部活動に参加する

インドネシアの高等学校にも、日本と同じように部活動が行われています。
部活動の種類も沢山あり、以下のような部活動が人気です。

(運動部)
・サッカー
・バスケットボール
・バトミントン
・伝統ダンス

(文化部)
・音楽
・美術
・映画
・言語
・プログラミング

(その他)
・生徒会(OSIS)
・旗を掲げ隊(PASKIBRA)
・学校警察(PKS)

運動部では、サッカー部やバスケットボール部バドミントン部に人気があります。
特にバドミントンはインドネシアの国民的スポーツであることから、運動部の中でも人気があるようです。
その他、伝統ダンスは各地域で行われる大きな大会も存在しているほどインドネシアの高校で一般的な部活動です。

文化部では、ギター等の楽器を演奏や歌を歌う音楽関係の部活動に人気があり、陽気なインドネシア人の国民性を反映していると言えるでしょう。
また、プログラミングという日本では珍しい部活動も人気があります。

その他、部活動とは異なりますが学校内警察、旗揚げ隊などインドネシアの学校ならではの活動に参加している生徒も多くいます。

PASKIBRAと呼ばれる旗揚げ隊は、インドネシアの独立記念日の式典の際に旗を揚げるために期間限定で結成され、旗を揚げる練習や行進の練習を行います。
PKSと呼ばれる学校警察は、放課後の学校内の警備を行ったり学校の生徒の規律を正したりと、日本で言う風紀委員の様な役割も兼ねています。

上記の活動は毎日ではなく、週に2〜3回の活動頻度で行うのが一般的です。

参考WEBサイト:http://report.licorice.pink/blog/indonesia/a-recommendation-after-school-activities-a-survey-on-indonesian-extracurricular-preferences-for-student/
https://pintek.id/blog/ekstrakulikuler/

塾や家庭教師と勉強する

部活に参加せず、塾通いや家庭教師に勉強を習っている生徒もいます。
大学の試験のために、塾やその他学校教育以外の手段で自らの学習レベルを補完する生徒もおります。
また、最近ではオンライン学習の需要も高まっています。

その他には、自分の興味のある言語の勉強を深めるために英語や日本語の塾に通っている生徒もいるようです。

友達と過ごす

部活動や塾に通っていない生徒は、日本の学生と同じように、放課後に友達と過ごす生徒も多いです。
インドネシアの高校ではバイク通学をしている生徒が多いので、バイクでショッピングセンターへ行ったり、カフェでおしゃべりをしたり、屋台でスナックを買って食べたりして過ごしているようです。
日本の学生に比べ、インドネシアの高校生は活動内容の幅が広く、放課後のショッピングや屋台での買い物については特に学校の制限がなく自由度が高いのも特徴です。

このように、インドネシアの高校生の放課後の過ごし方には日本と高校生の場合と類似点もあれば相違点もあることがわかります。
部活動は日本の高校ほど活発ではありませんが、インドネシア独特の部活動も多く、インドネシア固有の文化を感じることができます。
また、塾や家庭学習など学校外での学習はインドネシアでも行われていることが分かりました。

今回のコラムのような、インドネシアの高校生の放課後の過ごし方と言った一見ビジネスに関係が無い様に思える事でも、注目しておくことでインドネシア進出のヒントになるのではないでしょうか。

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