【コラム】インドネシアの中間層の健康問題とは
インドネシアの人口は、世界第4位の2億5000万人といわれ、中間層の増加が加速しています。
インドネシアの食生活は炭水化物が中心なため、中間層の健康問題が表面化してきました。
実際どのような問題があるのでしょうか?今回はインドネシアの中間層の健康問題についてまとめました。
インドネシアの中間層の健康問題
インドネシアは総人口の半数以上が中間層で、その数は世界一とも言われています。中間層の増加に伴い食生活、食文化に大きな変化がありました。
インドネシアの食文化がさらに悪影響
インドネシアでは炭水化物主義であることに加え、清涼飲料水や塩分糖分の過度な摂取により、高血圧や糖尿病などの慢性的な病に30代の人も多くかかっています。
それに加え、車社会のインドネシアならではの運動不足の問題、睡眠不足やストレスなど様々な要因が生活習慣病を更に加速させており、患者数は毎年増加の一途を辿ります。
インドネシアの保健研究開発所は、国民の4人に1人が高血圧で、脳卒中や心臓病を発症する恐れが強まっていると警告しています。
インドネシア人の死亡原因
WHO世界保健機関が発表したインドネシア人の死亡原因をまとめていました。
- 脳梗塞
- 虚血性心疾患
- 糖尿病
- 下気道感染
- 結核
- 肝硬変
- 慢性閉塞性肺疾患
- 交通事故
- 高血圧性心不全
- 腎臓疾患
これらの情報からもわかるとおり、生活習慣病が死亡原因の上位を占めており、日本と同様に生活習慣病の治療だけではなく、生活習慣病の予防需要が高まっています。
インドネシアのヘルスケア市場
インドネシアの中間層の増加に伴い、健康食品やサプリメント、オーガニック食品の需要が非常に高まっています。
特にダイエットに関する興味関心は、インドネシアでは非常に高く、まさにヘルスケア市場にビジネスチャンスがあるともいえます。
弊社代表も取り入れているケトジェニックダイエット
いまインドネシアでは、ダイエットに関する情報が溢れています。
そんな中でも『ケトジェニックダイエット』がとても人気とのことなので、弊社代表もケトジェニックダイエットを取り入れ始めました。
ケトジェニックダイエットとは、徹底的な糖質制限をし、脂肪を燃焼させる際に発生させる『ケトン体』を作り出すダイエット方法です。
人間は普段食事をする際、炭水化物などの糖質をブドウ糖に分解しエネルギーを生成します。その糖質を抑えた食事をすると、糖質の代わりに体内の脂肪を燃焼しエネルギーを生成するようになります。この脂肪を燃焼する際に発生する物質がケトン体です。
ケトン体が発生すると脂肪そのものをエネルギー源にするようになるため、その作用を利用して体脂肪がどんどん落ちる体質になるようです。
このダイエットは開始から2週間は我慢する時期が続きますが、その後はケトン体の働きで減量だけでなく、集中力の増加や食後の眠気が無くなる等、様々な効果が期待できます。
弊社代表のアルビーも、インドネシアで流行りはじめている『ケトジェニックダイエット』を取り入れ、なんと4週間で12キロの減量に成功しました。
インドネシアのヘルスケア市場は弊社に
今後、インドネシアでは、ダイエットだけでなく、予防医学など生活習慣の改善なども分野も盛り上がっていくと思われます。
弊社は、インドネシア医師会とのコネクションがあり、インドネシアの健康問題やヘルスケア市場に注目しています。
インドネシアのヘルスケア市場については、なかなか入手できないと思いますが、弊社には貴重な情報が多数ありますので、お気軽に相談ください。
株式会社インドネシア総合研究所
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