飯能市「にぎわい門前市」にてインドネシアファッションショーを開催
11月23日、飯能市の能仁寺で開催されたにぎわい門前市のステージにて、インドネシアファッションショーを開催させていただきました。
デザイナーは、インドネシア中部ジャワ・スマランにて事業を展開されているDea(デア)さん。Deaさんは、インドネシアの伝統的な布バティックを用いたモダンなお洋服を作られています。若干22歳にしてその繊細かつ力強いデザインが注目され、今インドネシア国内にて話題のファッションデザイナーです。
Deaさんは自身の経営において、単に利益を追求するのではなく、社会貢献にも積極的です。彼女の下で働くスタッフの半分は障碍者であり、皆で手を取り合いながら社会に強い印象を与えてきました。Deaさんのお洋服は、インドネシアの伝統工芸品で無形文化遺産にも認定されている「バティック」という布を用いてモダンにアレンジしています。
バティックというと日本の着物のように、冠婚葬祭で着用されるイメージが強いのですが、そのイメージを払しょくし、ファストファッションなど気軽に購入できるお洋服と併せてコーディネートができ、日常生活にも取り入れられるよう工夫されています。
今回のファッションショーは、特別に日本仕様に作ってくださいました。インドネシアの方は派手な色を好むためカラフルで、また年中気温が高いので、半袖やノースリーブが多いですが、日本はすでに寒くなっているため、長袖仕様にして、また色も日本人好みの落ち着いた色で、飯能市の自然をイメージしたデザインとなっているそうです。
当日お越しいただいたお客さんからも好評をいただき、皆さんモデルの方に近寄って布を触ったり、モデルの方に着心地を聞かれたりしていました。バティックは普段全くなじみがないと思いますが、より身近なものに感じていただけたと思います。
実際に着用されたモデルの皆さんも、「とっても素敵なお洋服が着られて嬉しい、ハードルが高そうだったけど意外と気軽に着られそう」と感想を頂きました。
Deaさんご自身も日本での滞在を楽しまれたようで、ぜひまた日本でファッションショーがやりたいと言ってくださりました。
今後日本の皆様にも、どんどんインドネシアの魅力を広めて行きたいと考えております。
インドネシア総研では、このようなインバウンドのサポートも行っております。
地方自治体の支援なども行っておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問合せください。
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