【コラム】インドネシアで有名な山
日本の有名な山と言えば富士山で、毎年夏になると20万人以上の登山者が訪れます。
国土の広いインドネシアにも有名な山が沢山あり、毎年多くの観光客が訪れます。
今回のコラムでは、インドネシアの有名な山についてご紹介していきます。
インドネシアで有名な山4選
まずはインドネシアの有名な山を4つご紹介します。
プンチャック・ジャヤ山（Gunung Puncak Jaya）
インドネシアのパプア州に位置するプンチャック・ジャヤ山は、標高4,884mを誇るインドネシアの最高峰です。ユネスコの世界遺産にも登録されている世界的にも有名な山です。
プンチャック・ジャヤ山は富士山（3,776m）よりも1,000メートル以上高い山で、インドネシアだけでなく南半球のオーストラリア大陸、オセアニアも含めた最高峰の山です。この山はジャヤ峰、カルステンツ山、カルステンツ・ピラミッドと呼ばれることもあります。
また、熱帯気候のインドネシアでは唯一の雪が積もる山です。
リンジャニ山（Gunung Rinjani）
リンジャニ山は、インドネシアの中部の西ヌサトゥンガラ州ロンボク島にある標高3,726mの活火山で、インドネシアで3番目に高い山です。
国立公園の中に位置し、観光地としても人気のある山です
山頂部はカルデラになっており、そこに巨大な火口湖スガラ・アナック湖が形成されており、その景色が絶景です。
国際的に有名なワールドレガシーアワードでも賞を受賞している山です。
ブロモ山（Gunung Bromo）
ブロモ山は、インドネシアの東ジャワ州マランにある標高2,329m に位置する活火山です。
火の神が住むとも言われ、ヒンドゥー教の聖地としても知られています。
ここはインドネシア人だけではなく外国人からも人気のある観光地で、馬やジープに乗って山麓を移動することができます。
またブロモ山から見る日の出は格別な絶景として知られ、多くの人がサンライズトレッキングを楽しんでいます。
イジェン山（Gunung Ijen）
イジェン山は、インドネシアの東ジャワ州バニュワンギにある標高2,799mの活火山です。
前述のブロモ山と近い距離にあるため、ブロモ山とイジェン山の両方に登るツアーも多く組まれています。
そして誰もいなくなったこのイジェン山は日中はコバルトブルーのカルデラ湖を臨むことができ、夜になるとカルデラ内で燃える硫黄炎「ブルーサファイヤ」を楽しむことができます。
世界的に有名な雑誌「ナショナルジオグラフィック」にも取り上げられ、世界からも注目されている山です。
ご紹介した山以外にも、ジャワ島最高峰のスメル山やスマトラ島最高峰のクリンチ山、三色の火口湖を持つクリムトゥ山など、インドネシアには有名で綺麗な山が沢山あります。
インドネシアへ訪れた際は、是非足を運び壮大な自然に触れてみて下さい。
また、インドネシアには世界で三番目に多い127もの活火山があります。
しかし、これら活火山は綺麗な景色を望むことができる反面、しばしば噴火が起こり、その度に山の麓に住む住民たちは危険に晒されています。
国土が広く自然が多いインドネシアであるからこそ、自然とうまく付き合っていくことが非常に大切であると言えます。
日本にも111もの活火山があり、活火山が多い島国として、インドネシアと共通点があります。
日本でもインドネシアでも多い地震への対策や噴火への対策を両国で共に考え、共に自然と共存できる社会を目指すことができると良いですね。
参考WEBサイト：https://weathernews.jp/s/topics/201710/120125/
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