【ニュース】武蔵野大学アントレプレナーシップ学部がジャカルタオフィスを訪問されました
2023年9月5日、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の学生20名が、研修の一環として、インドネシア総合研究所のジャカルタオフィスと弊社の提携する学校Sekolah Alam Cikeasを訪問されました。
今回の訪問は弊社インドネシア総合研究所も全面的にバックアップさせていただき、弊社の手掛ける事業についてのレクチャーや、現地の起業家によるワークショップなどを実施しました。
1日の行程を経て、訪問された20名はインドネシアのスタートアップや日本－インドネシア間のビジネスの在り方などについて理解を深められました。
当日の様子を詳しくご紹介します。
武蔵野大学の皆様は、午前中にジャカルタの弊社オフィスをご訪問し、弊社代表のアルビーとジャカルタオフィスの社員によるレクチャーに参加されました。
弊社代表のアルビーからは、日本とインドネシア間をつなぐビジネスを立ち上げるに至った経緯や、将来起業を目指す学生の方々に向けて、シリアルアントレプレナー(連続起業家)でもある自身の視点から、マインドセットやこれまでの起業経験についてレクチャーさせていただきました。また、日本の持つ技術力やアニメなどのグローバルに広がる文化、インドネシアの持つ豊富な人的資源などそれぞれの特徴に触れ、今後ビジネスを通じてインドネシアと日本が協力し、相互にますますの発展につなげていく重要性をお伝えしました。
弊社副社長の川田からは、現在弊社現地法人が行っているビジネスについてご説明させていただきました。一級建築士でもある川田より、日本から世界にフィールドを広げていった過程についてもお伝えし、将来の起業家であるアントレプレナーシップ学部の学生の皆様にもインドネシアの市場の持つ将来性について関心を持っていただけました。
その後、現地スタッフから弊社の会社概要や各部門の業務内容についてレクチャーをさせていただいたのち、質疑応答と交流を行いました。
若者の多いインドネシアでは職場でも若い人が主力となって活躍しており、弊社も現地オフィスの平均年齢は20代です。日本と異なり和気藹々とした会社の雰囲気が新鮮だったといった感想も聞かれ、活発な質疑応答や交流がなされて充実した時間でした。
午後は近郊のボゴール市に移動し、弊社の提携する学校Sekolah Alam Cikeas(スコラ・アラム・チケアス)を訪問されました。
Sekolah Alam Cikeasは幼稚園から高校まで一貫型の私立学校で、Sekolah Alam：自然の学校という名前の通り、自然豊かな環境で体験を重視した教育を行っています。
こうした自然豊かな環境で学ぶ教育は、以前の記事でもご紹介したバリ島のグリーンスクールが有名ですが、実はインドネシア全土で広がりを見せており、今回訪問された学生の皆様からも非常に感銘を受けたという声が聞かれました。
関連記事：
Sekolah Alam Cikeasでは、学内の見学のほか、シリアルアントレプレナーであり先進的な大規模養鶏場を経営するBudi Tri Wibowo氏を招いたレクチャーと、弊社の新規事業開発部スタッフによるビジネスモデルマッピングのワークショップを行いました。
Budi氏は小規模生産が一般的だった養鶏業にDXを導入し、大規模で効率的な飼育や衛生管理を実現しています。また、近隣農家や高校とも連携し技術指導なども行っており、インドネシアの農業を牽引する起業家の一人です。
質疑応答では、日本でも問題になる鳥インフルエンザの管理や、インドネシアの鶏肉市場の状況、今後のビジネスの展望など幅広く質問がなされました。
また、学内でのレクチャーを含む一部プログラムにはSekolah Alam Cikeasの生徒も参加し、日本の大学に進学したい、という意欲を見せる生徒も見られました。
Sekolah Alam Cikeasは今後も武蔵野大学と相互に関係を深めていくことに意欲的で、弊社インドネシア総合研究所も引き続きサポートさせていただきます。
弊社インドネシア総合研究所では、インドネシアでの海外研修やビジネスワークショップ、またインドネシア現地法人とのパートナーシップに至るまで、インドネシアに関する様々なサポートが可能です。
今後も日本とインドネシアの教育者・研究者・経営者の交流を深め、両国の教育発展に寄与して参ります。日本の教育関係者、経営者、大学関係者の皆様、インドネシアへの進出にご関心をお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
関連記事：
株式会社インドネシア総合研究所
お問い合わせフォーム
Tel: 03-6804-6702
この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね！