【コラム】インドネシアへの外国人の入国VISA申請が可能に、その種類とは

新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、長らく発給が見合わせられてきた、インドネシアへの外国人の入国VISAですが、地元メディア大手のコンパスは、インデックス番号「B211A、及びB211B」のVISAに限って申請受付が再開された、と報じています。

同報道によると、出入国総局のスポークスマン、アルヴィン・グミラン氏が、上記二種類に限り、つまりインドネシア訪問が業務上の必要性に基づく外国人に限り、VISAの申請が可能になったと述べています。

出入国総局のインスタグラムでは、上記二種類のVISAが許可されるに値する業務領域、活動領域が以下の通り例示されています:

1. 緊急の業務
2. 商談
3. 商品の調達
4. 潜在的外国人労働者が受験する就職試験
5. 医療支援、食糧支援従事者とそのサポート・スタッフ
6. インドネシア国内での他の交通手段へのトランジット(飛行機で入国後、船に乗り換えて東ティモールへ渡航、等)

新型コロナウィルスの感染拡大前であれば、B211AのVISAは、「観光、家族訪問、スポーツ参加」など多様な目的に適用可能でしたが、現時点でのインドネシア出入国総局の見解に基づくと、上記の活動領域以外のVISA申請は許可できない、という解釈になると想定されますので、注意が必要です。

また、弊社現地スタッフがBKPM(投資調整庁)に確認したところ、外国人による上記VISAの申請には、少なくとも現時点では、BKPMからの推薦状が必要になる、との情報も得ております。今後当面の間は、VISAの取得手順が変則的なものとなると想定されますので、ご注意ください。

出典:出典:https://travel.kompas.com/read/2020/09/29/163000027/wna-sudah-bisa-ajukan-visa-kunjungan-ke-indonesia-untuk-kegiatan-apa-saja#utm_source=kompas.com&utm_medium=kgnotif&utm_campaign=wna-sudah-bisa-ajukan-visa-kunjungan-ke-indonesia-untuk-kegiatan-apa-saja&message_id=41e7541b-c327-4324-8531-d9223d1b1b49&received_count=1

 

BKPM推薦状の取得のために必要な書類などは、まだ正式には詳細が発表されておりません。

弊社では、引き続き詳細や最新情報を確認しておりますので、最新情報を取得でき次第弊社コラムにてご案内いたします。

 

株式会社インドネシア総合研究所
お問い合わせフォーム
Tel: 03-5302-1260

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