【コラム】日本に留学するインドネシア人学生の増加
すでにご存知の方も多いと思いますが、インドネシアは世界有数の親日国家と言われています。
インドネシアには日本好きが多く、日本文化を好むだけでなく、日本語を学んだり、日本への留学や日系企業への就職に興味を持つ人も多くいます。
近年日本に留学する外国人の数は増加していますが、インドネシア人留学生の数も増加傾向にあり、この7-8年でその数は約3倍にまで増加しました。
出典:独立行政法人 日本学生支援機構 外国人留学生在籍状況調査結果 より弊社作成 (閲覧日:2019年11月5日)
https://www.jasso.go.jp/sp/about/statistics/intl_student_e/2018/index.html
現在日本では、日本の子供の全体数の減少や、国際化への取り組みなどから、外国人留学生の呼び込みに力を入れている大学が増加しています。
いくつか例を挙げてみましょう。
埼玉県川越市にキャンパスを構える東京国際大学は、数年前に英語で学位が取れるプログラムを導入し、更にインドネシアに事務局を構えたことで、この5年でインドネシア人留学生の数は180名まで増えたそうです。
なお、同大学の外国人留学生の総数は約1,200人ですので、インドネシア人留学生の割合は15%となります。
参考:東京国際大学ホームページ(閲覧日:2019年11月8日)
https://www.tiu.ac.jp/about/disclosure/pdf/student_foreigner2019.pdf
また、大分県の立命館アジア太平洋大学(APU)は、在籍している学生の約半数が外国からの留学生ですが、留学生約2,500人のうち380人がインドネシア人留学生となっており、こちらも全体の約15%がインドネシア人となっています。
APUでも、英語で学位が取れるコースが用意されており、また、インドネシアに事務局を設置しています。
参考:立命館アジア太平洋大学ホームページ(閲覧日:2019年11月8日)
http://www.apu.ac.jp/home/about/content57/
インドネシアに大学法人の事務局を置くことで、インドネシア現地における幅広い広報活動が可能になり、インドネシア人留学生が獲得しやすくなる、というメリットがあると考えられます。
冒頭で述べた通り、インドネシアは親日国家であり、日本語を学びたい、日本の会社に勤めたいと考えている人が多く見受けられるため、日本語学習や日本留学へのニーズが十分あると考えられます。
それらのニーズを貴社のチャンスにつなげるためには、適切な情報発信、プロモーションが必要不可欠となってきます。
弊社はインドネシアにおいて大学生や元技能実習生を対象に人材関連のセミナーを複数回実施しておりますが、毎回多くのインドネシア人の方にご参加いただいております。
人材に関連するセミナー情報は以下をご参照ください。
参照:
また、人材に関連して、過去のコラムでもご紹介いたしましたが、弊社は現在日本語能力検定試験3級(N3)を3ヶ月で習得できる人材学校をインドネシアにて設立準備中です。
来年1月頃から稼働予定で、2020年中には10校を目安にインドネシアで設立予定です。
参照:
インドネシアにおける拠点の設立やインドネシア人留学生へのプロモーション、人材学校
の設立などにご興味があるかたはぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。
株式会社インドネシア総合研究所
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