【コラム】インドネシアにおけるPOC型市場調査の可能性

インドネシアは近年ビジネス進出の対象国として非常に注目されていますが、進出のためには【調査】が必要かつ重要となります。

弊社インドネシア総研では、【POC型市場調査】の実施が可能です。

 

POC型市場調査とは?

概念実証・Proof Of Concept (POC)型市場調査は、概念、理論、原理、アイディアの実証を目的とした検証やデモンストレーションを指します。

新技術・新商品の導入が「研究開発→実証実験→商業化」というプロセスを辿るとすると、POCは第二段階の「実証実験」に相当します。

具体的には、新しい商品やサービスがどのような消費行動に結びつくかについて、効果や効用、技術的な観点から検証する行程を指します。

POC型市場調査を行わせていただきました企業様から、そのメリットとして、下記の3つをよく耳にします。

①「潜在的な問題を組織として認識するのに役立った」

例えば、技術的問題(歩留まりが悪すぎる等)や物流上の問題(保管期間中のダメージ等)など事業の成立を妨げる可能性があります。調査によって、あらかじめ課題を認識できたケースです。

②「組織内に問題解決サイクルを導入するチャンスとして活用できた」

③「POCからのフィードバックが、有望な商品(やサービス)の確立、商業化に直結した」

④「リスク管理の一環としても位置づけられることがわかった」

 

POCは、概念としては古くから存在し、例えば、製薬業界では新薬開発プロセスで、IT業界でも新規アプリの開発プロセスでよく使われています。

 

しかし、最近のビジネス環境の変化、特に事業判断に必要なステップが細分化してきているため、市場の情報も、例えば特定セグメントの詳細な情報が必要になっています。

したがって、商品の性格に応じて、リアリティーに即した実験の必要性、詳細なモデル化、デジタル・シミュレーションのみならず、リアルなビジネス環境での実験の必要性が高まっています。

 

POC型市場調査は、こうした必要性に応えるものです。

以前コラムでもご紹介しましたが、弊社はインドネシアにおいてビジネスアクセラレーターと人材強化を主軸にビジネス展開を行うBerdhaya社と業務提携を結んでおります。

Berdhaya社は現在インドネシアでフランチャイズ展開を行う中小企業を対象としたビジネスを展開しており、インドネシアのフランチャイズ投資に興味がある投資家を募集しています。

 

Berdhayaが現在コンサルティングを行うフランチャイズ店舗、そして今後サポートを行う店舗は投資額200万円程度の小規模な店舗のみです。

通常、インドネシアで店舗開発を行おうとすると初期投資に1000万円以上の投資が必要となり、更に長期間のプロジェクトとなりますが、Berdhayaの事業は初期投資が約200万円程度、期間も店舗のオープンまで最短1か月で開始が可能です。

そのため、本格的にフランチャイズ店舗展開への投資をお考えの方はもちろん、インドネシアでの新規事業展開をお考えの方がPOCの一環としてもご利用いただけるサービスです。

 

インドネシアにおけるクラウドキッチン事業やBerdhaya社については過去のコラムをご覧ください。

 

インドネシアの市場分析についてはこちらもコラムも併せてご覧ください。

 

インドネシアにおける市場調査にご興味がある方は是非お気軽にお問い合わせください。

 

株式会社インドネシア総合研究所
お問い合わせフォーム
Tel: 03-5302-1260

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