【コラム】同じジャカルタでもこんなに違う?ジャカルタ州内の地域特性

(写真は中央ジャカルタ)

インドネシアの首都ジャカルタでは次々と新たな建物が建設され、さらなる大都市へと発展を続けています。

ジャカルタの人口は2030年までに都市人口一位の東京を越すと予想されており、ますますビジネスチャンスに期待がかかります。

東京都内でも場所によって雰囲気が異なるように、ひとくくりにジャカルタといっても、場所によって特性があります。

今回はそのようなジャカルタ州内を5つのエリアに分けて、地域別の特性について解説したいと思います。

中央ジャカルタ

中央ジャカルタは政治・経済の中心地です。

大統領官邸、独立広場(ムルデカ広場)、独立記念塔(モナス)などがここに集まっています。

また、グランドインドネシアやプラザインドネシアなどの高級モールや、大企業のオフィスも多くありますので、行かれたことのあるという方も多いのではないでしょうか。

中央ジャカルタにある「メンテン」という場所には、スカルノ大統領やアメリカのバラク・オバマ元大統領が住んでいました。

 

南ジャカルタ


ポンドック・インダーをはじめとする高級住宅街や海外からの駐在員が多く住む地域です。オシャレなカフェが多くあることでも知られています。

第二次世界大戦のときから日本人が住むようになり、現在でも「ブロックM」という地区には日本料理店など日本人向けの飲食店が沢山あります。

 

東ジャカルタ

東ジャカルタは工業地帯として知られるブカシやチカランへ繋がる場所ですが、東ジャカルタにもいくつかの工場が点在しています。

そのため東ジャカルタは、日本でいうところの下町のようなイメージがあります。

 

西ジャカルタ、北ジャカルタ

華僑・華人が多く住む地域です。

華僑はジャカルタの土地を龍に見立て、西ジャカルタを龍の頭、北ジャカルタを龍の尻尾とみなし、商いを行うのに良い地域だと考えて住むようになったと言われています。

そのため、この地域には中華料理店が多くあるなど、華僑のビジネス・生活の中心地にもなっています。

また、「コタトゥア」というオランダ統治時代の古い街並みが残る建物も、観光スポットとしてとても人気があります。

 

いかがでしょうか?

同じジャカルタ州内でも地域によって特色が大きく異なりますので、ましてや他の州、違う島となると、その特性はさらに大きく異なります。

現地進出を検討される際は、現地の文化・慣習、土地柄などをきちんと理解する必要があります。

弊社では調査や現地視察の実績が多数ございますのでお気軽にお問合せください。

 

株式会社インドネシア総合研究所
お問い合わせフォーム
Tel: 03-5302-1260

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

記事のシェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次