【コラム】インドネシアのビジネスシーンで気を付けるべきポイント

インドネシア人とビジネスをするにあたって、インドネシア文化を理解しておく必要があります。

今回のコラムでは、渡航前に最低限覚えておくべきインドネシアでのタブーについてご紹介します。

 

左手で握手や物を渡す

左手は「不浄の手」とされているため、インドネシアで物を渡したり握手する時は必ず右手を使います。

用を足した後に拭くのも左手なので、左手は衛生的にも良くないと考えられています。

日本人にはそういった左手に対するけがれの観念がないので、つい左手を使ってしまう方が多いですが十分に注意しましょう。

 

人前で怒ってはいけない

インドネシアでは、人前で怒ることは日本人が考える以上に侮辱的なことと捉えられます。

相手のプライドや心を深く傷つけてしまう恐れがあるので、個別に呼びだしたり冷静に指導するといった対応が望ましいです。

 

腰に手を当てる、腕を組む

このような態勢を取ると、「怒っている」もしくは「偉そうだ」と思われてしまう可能性が高いです。どちらも良い印象ではありませんので、ビジネスシーンではしないことをおすすめします。

 

お土産には豚やアルコール成分が入っていないものを

イスラム教ではお酒や豚はタブーとされています。

インドネシアでは人口の9割近くがイスラム教徒のため、日本からお土産を持っていく場合は「アルコール」や「ポークエキス」が入っていないものにしましょう。

また、「ゼラチン」、「乳化剤」、「動物性油脂」、「みりん」などと表記のあるものもハラム(イスラムで禁じられているもの)に該当するので避けた方が良いでしょう。

上記はムスリムに飲み当てはまる事項ですのでクリスチャンやヒンズー教徒などには該当しませんが、準備する前にできれば確認しておきたいですね。

また、その他宗教や民族に関する話題はセンシティブですので、軽はずみな言動は控えましょう。

 

いかがでしたでしょうか。上記のようなマナーを覚えてくことは、インドネシア人とのビジネスを円滑に進めるうえで非常に重要です。

この他にも、ビジネス面に限らずインドネシア人と接する上で覚えておくべきポイントが存在します。

弊社では、2時間程度のセミナーから駐在予定者向けの1日研修まで、日本人向け研修の実績が多数あり、ご状況に合わせてのアレンジも可能でございます。

対インドネシアビジネスへの不安を減らしたいと思われている方は、弊社へ一度お気軽にご相談ください。

 

株式会社インドネシア総合研究所
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Tel: 03-5302-1260

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