【アルビ―日記】すぐに使える!アルビ―のインドネシア語教室~danとdengan~
こんにちは。アルビ―です。
先日のコラムにて、私が運営しているインドネシア語学習サイト“アルビ―のインドネシア語教室”についてご紹介させて頂きましたが、今回のコラムでも使えるインドネシア語についてご紹介したいと思います。
今回は、アルビ―のインドネシア語教室blogより、danとdenganの違いについてご紹介します。
以下の例文を見てみましょう。
1. Saya tinggal di Jakarta dengan Arbi.
私はアルビーと住んでいます。
2. Saya dan Arbi tinggal di Jakarta.
私とアルビーは、ジャカルタに住んでいます。
上記のdengan と dan の訳を見れば、同じように『と』と訳しているように見えますが、違いはわかりますでしょうか?
・ Saya tinggal di Jakarta dan Arbi.(×)
と1.の文のdenganをdan に置き換えてみました。
同じ『と』なので、そのまま置き返ってもいいはずですが、インドネシア人はこのような言い方はしません。
dan は、まず前後に「何か」に挟まれなければならないというルールがあります。
そして、その挟む「何か」はカテゴリーと立場が同じである必要があります。
A dan B はOKですが、dan B だけでは、情報が足りずNGです。
dengan は、その直後に、何か語が来ればOKです。
また、A dengan B という組み合わせがある場合、Aが主役で、Bは補佐的・脇役になります。
例文で確認しましょう。
3. Saya dengan A dengan C akan pergi ke Indonesia.
4. Saya dan A dan C akan pergi ke Indonesia.
3と4の訳は「私とAとCはインドネシアへ行く」となります。
しかし、どこを強調するのかという点で違いがあり、特に、3の場合は主役はSaya(私)になりますので、『(AとCは、たとえ不在でも)私がインドネシアへ行く』ことがこの文章の意図するものになります。
そして、4では、『インドネシアに行くのはSaya と A と C(のみんな)である』という意味になります。
また、英語に置き換えて考えますと、dengan は with 、dan はand と考えることができます。
いかがでしょうか。
インドネシア語は“簡単”“文法がない”などと一般的には言われることが多いようですが、実際には語順や接頭辞、接尾辞など覚えるべき規則が存在します。
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