【アルビ―日記】すぐに使える!アルビ―のインドネシア語教室

こんにちは。アルビ―です。
私はインドネシア総研を立ち上げる前、日本で日本の方々にインドネシア語を教えておりました。その経験から、このようなインドネシア語勉強サイトの運営もしています。
【アルビ―のインドネシア語教室】
インドネシアで駐在をされている方や、今後インドネシア進出のためのインドネシア語を勉強されている方などから、よくインドネシア語の単語の意味や文法について質問を受けています。
インドネシア語を勉強されている方は、ぜひこのサイトをご活用いただければと思います。
アルビ―のインドネシア語教室blogより、“adalah”と”merupakan”の違いについてご紹介します。
すでにインドネシア語を学習された方はご存知の単語かと思いますが、adalahもmerupakanも、日本語では「~である」という意味となり、何かを定義するときに使われる単語です。
ほとんど同じ意味のように思えますが、どのような違いがあるのでしょうか?
以下の例文を見てみましょう。
– Buku adalah kumpulan kertas
– Buku merupakan kumpulan kertas
訳:本とは紙の集まってできたものである。
adalahは、内容が客観的であり、且つ話し手が自身を持って伝える時に使われます。
一方、merupakanは、内容がどちらかというと主観的であり、且つ内容に対する情報不足という話し手の意識があるときに使われています。
別の例文を見てみましょう。
– Irian merupakan pulau terbesar di Indonesia
訳:イリアンはインドネシアで一番大きな島である。
この場合、話し手は「イリアンがインドネシアで一番大きい島である」ということに対して100%の確信を持っていません。
一方以下の例文はどうでしょうか。
– Pulau yang terbesar di Indonesia merupakan Irian.
実はこの文章は不自然なのです。
“イリアンは~”という文章の焦点となるのは主語であるイリアンであり、「イリアンは~」という主語で多くの文章を作ることができます。
しかし、“Pulau yang terbesar di Indonesia(インドネシアで最も大きい島)”が主語になったとき、その答えは一つしか存在しません。
このように、話の内容で“焦点”となるものの回答が一つしかない場合、明確に何かを定義老ける場合などは”adalah”を使うのです。
“インドネシアで一番大きい島”について強調するときは、インドネシア語で以下のような文章になります。
– Pulau yang terbesar di Indonesia adalah pulau Irian
訳:インドネシアで最も大きい島は、(他ならぬ)イリアン島である。
別の例文で見てみましょう。
– Ibu kota Indonesia merupakan Jakarta.
訳:インドネシアの首都はジャカルタである。
– Jakarta adalah ibu kota Indonesia.
訳:ジャカルタはインドネシアの首都である。
– Indonesia adalah kepulauan terbesar di dunia.
訳:インドネシアは世界最大の島国である。
いかがでしょうか。
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