【アルビー日記】インドネシアで行っている人材事業の4つの柱
こんにちは。アルビーです。
過去のコラムでも何度かご紹介しているように、弊社はインドネシアにおいて人材事業を行っております。
日本の深刻な人材不足から、最近はインドネシアの人材について多くお問合せをいただいております。
インドネシアにも多くの日本語学校、送り出し機関がありますが、弊社が学校事業において大切している「4つの柱」は以下の通りです。
リクルート
学校に受け入れる人材について、誰でもいいからとにかく入学させるというわけではなく、事前にきちんとスクリーニングを行い、専属の心理カウンセラーにもチェックしてもらった上で、適正があると判断した学生に学校に入学してもらっています。
その他、入学前に健康診断を実施し、健康状態にも問題ないかどうか確認を行います。
通常のケースですと、事前のスクリーニングは特に行わずに学生を受け入れますので、適性がなく途中で学校を辞める・試験に合格できない、というケースが発生したり、試験には合格したのに渡航前の健康診断に引っかかってしまい渡航できなくなった、という事態が発生することもあります。
しかし、弊社の学校は、心理テスト、面接、健康診断を事前に実施して審査を行うことで、このような事態をできるだけ未然に防ぎます。
教育
弊社の学校では、学生が入学から5か月でN4レベルまで到達できる教育を行います。
アルビーメソッドという教育法を用いますが、これは私が東京大学国費留学や現在に至るまでの言語体得経験を軸に考案された教育方法です。 ハード(設備・文化・メンタルケア)/ ソフト(座学+Activity Learning+コンピテンシー教育)の両側からアプローチします。
日本就労後も学びをつづける + ” 即戦力 となる人材” を育成するための弊社教育システムです。
ファイナンス
学校に通って日本に行きたいインドネシア人は多いですが、学費が高く負担になってしまうことは大きな課題の一つです。
弊社は先日、インドネシア・ジョグジャカルタ州にあるBank Madina Syariah銀行(マディナ銀行)と提携を結び、学生の学費についてファイナンススキームの協議をいたしました。学生は担保を用意することで、マディナ銀行から融資を受け、学費を用意することができます。
近年は、外国人材、そして送り出し事業への需要に伴い、ファイナンス事業も少しずつ注目されています。
最近では、静岡銀行がフィリピン人技能実習生に向けた金融サービスを試験的に開始しました。来日前の融資や、来日後の給与受取口座の開設サポートを行います。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC167OX0W4A810C2000000
インドネシア人技能実習生・特定技能生も近年増加していますので、金融サービスの需要はますます高まるでしょう。
受け入れ先
現行のスキームでは、1校当たり毎年120名程度の学生が日本語学校を卒業するので、定期的に受け入れ先の確保が必要となります。
もちろん自社で採用する人材として教育することも可能ですし、 弊社の日本でのネットワークを活かし、雇入れ候補企業様のご紹介も可能です。
いかがでしょうか。
近年、日本では少子高齢化に伴い人材不足が深刻な問題となっており、特に地方では人材確保が難しく、今後ますます海外からの労働力に頼る必要性が高まってきます。近年はインドネシアからも技能実習生、特定技能人材が多く来日しています。
インドネシアにおける人材事業、インドネシア人材の受け入れにご興味のある方はぜひ弊社までお問合せください。