【コラム】インドネシアのサッカー事情とFIFAワールドカップ

4年に一度開催される、FIFAワールドカップは世界中を熱狂の渦につつみこみます。

そしていよいよ、今年の9月からFIFAワールドカップ26のアジア最終予選が始まりました。

インドネシアもアジア最終予選に参加しています。

今回のコラムでは、インドネシアのサッカー事情、FIFAワールドカップについてご紹介します。

目次

サッカーへの関心が高いインドネシア

アメリカの調査会社ニールセンの「ニールセンワールドフットボール2022」レポートによると、インドネシアはアジア諸国の中でサッカーに関心がある割合がベトナム、アラブ首長国連邦に続き3番目に多いことがわかっています。

また、FIFAワールドカップ26のアジア予選においてインドネシア代表チームがアジア最大の観客動員数を記録しました。

上記より、インドネシアの人々はサッカーへの関心が高いことがわかります。

参考WEBサイト:https://www.nielsen.com/wp-content/uploads/sites/2/2022/07/Nielsen-World-Football-Report-2022.pdf
https://www.bolasport.com/read/314104530/angkat-topi-buat-fans-timnas-indonesia-cetak-rekor-penonton-terbanyak-asia

インドネシアでサポーターが多いクラブチーム

インドネシアには、多くの熱心なサポーターを抱えるサッカークラブがあります。以下はその代表的なクラブチームです。

Persija(ペルシジャ・ジャカルタ)

(ロゴ参照:https://persija.id/

インドネシアの首都ジャカルタに拠点を置く、一部リーグのクラブチームです。

Instagramのフォロワー数は406万人(2024年10月時点)です。

試合時には毎回スタジアムが満員になるほどの人気を誇ります。

AremaFC(アレマ・クロノスFC)

(ロゴ参照:https://aremafc.com/)

東ジャワ州マランに拠点を置く、一部リーグのクラブチームです。

Instagramのフォロワー数は181万人(2024年10月時点)です。

2006年のコパ・インドネシア大会で最優秀サポーター賞を受賞しており、熱狂的なファンが多いことで知られています。

Persebaya(ペルセバヤ・スラバヤ)

(ロゴ参照:https://www.persebaya.id/

東ジャワ州のスラバヤに拠点を置く、一部リーグのクラブチームです。

Instagramのフォロワー数は262万人(2024年10月時点)です。

現在リーガ1で1位のチームです。

Persib(ペルシブ・バンドン)

(ロゴ参照:https://persib.co.id/)

インドネシアの西ジャワ州のバンドンに拠点を置く、一部リーグのクラブチームです。

Instagramのフォロワー数は791万人(2024年10月時点)。非常に多くのフォロワーを抱え、現在リーガ1で4位です。

その他、ジョグジャカルタのPSS SlemanやパプアのPersipura Jayapuraなど、全国に人気クラブが存在します。

参考サイト:https://www.telkomsel.com/jelajah/jelajah-lifestyle/7-klub-bola-tanah-air-dengan-suporter-terbanyak
https://footystats.org/jp/indonesia/liga-1

インドネシア代表のFIFAワールドカップ出場の歴史

インドネシア代表チームは、1938年に「オランダ領東インド代表」としてFIFAワールドカップに出場しました。

インドネシアは、アジアで初めてワールドカップ本大会に出場した国でもあります。

それ以降は本大会に出場していませんが、過去14回アジア予選に参加しています。

特に2014年にはアジア予選の3回戦進出が1938年以来の好成績です。

また、国内リーグ戦への政府の介入により、一時的に資格停止処分を受けた時期もありました。

参考WEBサイト:https://www.bola.com/indonesia/read/5356061/jejak-timnas-indonesia-di-kualifikasi-piala-dunia-sampai-mana-laju-terjauh-skuad-garuda?page=6
https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20150531/317708.html

FIFAワールドカップ26アジア最終予選

2026年に開催される、FIFAワールドカップ26のアジア最終予選が9月から開催されています。

最終予選は、2023年10月から開催された1次予選、2次予選を勝ち進んだ18カ国が3つのグループに分かれて行われます。

2025年6月にかけて総当たりでリーグ戦が行われ、各組上位2チームがFIFAワールドカップ26への出場権を得ます。

インドネシアも日本も最終予選に残っており、両国はグループCで対戦します。果たして両国はワールドカップ出場権を手にすることができるのか、注目が集まります。

参考WEBサイト:https://www.fifa.com/ja/tournaments/mens/worldcup/canadamexicousa2026/articles/asia-afc-qualifying-qualifiers-dates-teams-places-world-cup-2026-ja

今回のコラムでは、インドネシアのサッカー事情とワールドカップについてご紹介しました。インドネシアにおけるサッカーの人気は非常に高く、ワールドカップに向けた期待も大きくなっています。今後もその動向から目が離せません。

弊社インドネシア総研は、インドネシアの様々な分野の進出のサポートを行なっております。

インドネシアにおける事業にご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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