【ニュース】STIAMI大学とインドネシア運輸省人材開発庁(BPSDM)との連携を強化 —— 日本とインドネシアの交通人材育成を結ぶ新たな一歩

2025年11月12日、インドネシア総合研究所ジャカルタオフィスと STIAMI 大学 は、インドネシア共和国運輸省の教育・人材開発部門に属する複数の教育機関を訪問し、協力関係の強化に向けた一連の戦略的ミーティングを実施しました。
特に、運輸省人材開発庁(BPSDM Perhubungan)では、同庁長官 Djarot Tri Wardhono 氏より直接の歓迎を受け、今後の連携深化に向けた重要な議論が行われました。
今回の訪問は、陸・海・空すべての輸送分野における 日本とインドネシアの人材育成協力を強化する取り組みの一環であり、産学官連携を通じてより国際的な教育・研修体制を築くことを目的としています。
インドネシア運輸省人材開発庁(BPSDM Perhubungan)公式サイト
https://bpsdm.kemenhub.go.id

BPSDM Perhubunganの役割と位置づけ
BPSDM Perhubungan(運輸省人材開発庁)は、インドネシア運輸省の第一階層組織として、国の交通セクターにおける人材開発を担う中核機関です。同庁は以下のような重要な役割を持っています。
- 陸・海・空すべての輸送モードを対象とした教育・訓練・資格認証の実施
- 産業界のニーズに即した人材の育成
- 安全基準および品質基準に基づくカリキュラムの開発
- 全国に点在する交通系ポリテクニックや研修センター(Balai Diklat)の管理運営
人口増加と経済発展が進むインドネシアにおいて、交通人材の確保と育成は急務であり、BPSDM Perhubunganはその中心的役割を果たしています。
インドネシア総研とインドネシア運輸省人材開発庁(BPSDM)によるMoU(協力覚書)の検討 —— 日本代表窓口としての役割
BPSDM Perhubunganとの会談では、日本側代表(Japan Representative)としてのインドネシア総研の公式な位置づけを定めるMoU(協力覚書)の締結に向け、具体的な協議が行われました。
このMoU案には、以下のような協力内容が盛り込まれています。
- インドネシアの陸・海・空それぞれの輸送分野におけるスキル向上カリキュラムの共同開発
- 日本の安全基準・効率化指標・サービス品質を取り入れた教育体系の導入
- 交通分野の現職者および学生に向けた共同研修・共同トレーニングの実施
また、インドネシア総合研究所は今回の訪問に合わせ、プロドライバー教育や先端的な運転技能訓練に取り組む TDG Holding 様をご紹介し、交通分野での広範な産学連携の可能性について議論が進められました。
日本代表としての機能を強化 —— PTDI STTDを訪問
インドネシア総研と日本側代表団は、運輸省傘下の主要高等教育機関 PTDI STTD にも公式訪問を行いました。
PTDI STTD は、陸上交通分野に特化した国家的教育機関として知られており、日本との学術交流や共同研究に高い関心を示しています。
今回の会談では、PTDI STTD側から「インドネシア総研を日本とのコミュニケーション窓口(General Representative Office Japan)として位置づけたい」との意向が示され、今後の協力体制の強化に向けて具体的な準備を進めていく方針が確認されました。
PTDI STTD公式WEBサイト
https://digilib.ptdisttd.ac.id
PTDI STTD公式Instagramページ
https://www.instagram.com/ptdi.sttd.official/reels
インドネシア総研は日本企業とインドネシア政府機関を結ぶ「公式ゲートウェイ」に
インドネシア総研は、これまでも日本企業のインドネシア進出に際し、政策解釈、制度アドバイス、大学・政府機関との関係構築など多方面で支援を行ってきました。
今回、BPSDMおよびPTDI STTDとの協力枠組みが整うことで、「日本企業・教育機関とインドネシア交通分野をつなぐ公式ゲートウェイ」としての役割をさらに強化することになります。
交通インフラ、人材育成、安全基準、教育領域における日・インドネシア協力は今後さらに広がり、双方にとって多くの新しい事業機会が創出されることが期待されます。
インドネシア政府とのネットワークや、インドネシア人材にご興味のある方は、弊社までお気軽にお問合せください。



