【コラム】インドネシア人スタッフへの社員教育のポイント

インドネシア人はとても従順ですが、時間にルーズだったり、メモを取らなかったり、ミスを何回も繰り返してしまうことが良くあります。
どうしたら良いのでしょうか?
それは社員教育をしていないだけのように思います。今回はインドネシア人フタッフへの社員教育についてまとめてみました。
インドネシア人スタッフの指導したくなるポイント
平気で遅刻する
インドネシア人は、遅刻をする。という話を聞いたことがありませんか?
インドネシアにはゴムの時間という言葉があるくらい、時間に対してルーズです。
インドネシア人は遅刻のたびに、『渋滞がひどくて』『雨がすごくて』『バイクが壊れて』と、言い訳をしますが、特徴的なのが、悪びれることなく遅刻することです。
インドネシア人全員が、時間にルーズかというと、そうではありませんが、悪びれることなく遅刻を続けるスタッフには、感情的にならないように教育することが大事です。
メモをとらない
インドネシア人スタッフは、丁寧に説明しても、何度も同じミスをすることがあります。
日本人もミスをするのですが、インドネシア人は何度も同じミスをする傾向があります。
これは、インドネシア人はメモをしない風習があるからだと思います。
インドネシア人は、いつもニコニコしているので、本当に理解しているのかわからないことがしばしばです。
感情的に怒ってはいけません。まずはメモ帳に、業務指示内容をメモさせるようにして、同じミスがあったら、何度も繰り返しメモをさせるようにしましょう。
自分の非を認めない
インドネシア人は、自分の非を認めることはありません。
これは、かつての植民地時代から『非を認めたら処刑される』という歴史的背景が強いと思います。
ですから、『わたしの責任ではありません。』というインドネシア人スタッフに対して、厳しく指導しても、逆効果です。
こういうケースは、感情的にならず、こうして欲しかったから、次回はこうして欲しい。と何回も言い続け、できるだけインドネシア人マネージャーから、柔らかい言葉で指導するのが良いでしょう。
インドネシア人スタッフに教育するには根気が必要
社員教育が上手くいっていない会社はというのは、上司が『上から目線で』指導するだけの会社に多いようです。
インドネシア人は、日本人とは、文化も習慣も歴史背景も、何もかも違うことを認識した上で、根気強く教育し続けましょう。
インドネシア人スタッフと業務上のコミュニケーションをろくにしないのに、いきなりメモをしろ!と指摘しても、インドネシア人スタッフからしたら、納得できるはずがありません。
我々日本人は、指示や指導するだけでなく、自らが業務の見本となって、やってみせ続けることで、コミュニケーションの機会は増え、信頼関係を構築してから、社員教育をすれば、必ず良い社風ができるはずです。
インドネシア人スタッフへの教育ならインドネシア総研に
インドネシア総研では、インドネシア人への日本語教育はもちろん、インドネシア人スタッフへの業務トレーニングのサポートなど、様々な実績がございます。
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