【最新版】インドネシアSNS利用動向と主要プラットフォーム別広告リーチ

2025年初めの時点で、インドネシアにおける携帯電話の回線数は3億5,600万回線に達しており、これは総人口の126%に相当します。

また、このうち96.4%がインターネットに接続しています。

インドネシアでは、インターネットに接続している人の多くがSNSを利用しており、SNSは日常生活における重要なコミュニケーションインフラとなっています。

本コラムでは、インドネシアにおける最新のSNS利用状況、広告リーチについてご紹介します。

本コラムは、2025年2月に発表された、世界のデジタルトレンドに関するレポートを提供しているDATAREPORTALの「DIGITAL 2025 INDONESIA 」を基に作成しています。

目次

インドネシアのインターネット利用者数

DATAREPORTALのレポートによると、2025年初めのインドネシアのインターネット利用者数は2億1,200万人となり、前年同月と比較して1,700万人増加しています。
インターネット普及率は全人口の74.6%に達しており、今後もさらなる拡大が見込まれます。

インドネシアの各SNSの利用率

同レポートによると、インドネシアには1億4,300万人のアクティブなSNSユーザーが存在しています。

この数字は、2025年初めのインドネシアの総人口の50.2%に相当します。

また、1日のSNS利用平均時間は3時間8分で、前年と比較して3分短くなりました。

1人あたりが月に利用するSNSの平均数は7.9個となっています。

以下は、インドネシアにおいて利用率が高い上位7つのSNSとその利用率です。

※YouTubeはアンケートの選択肢に含まれていません。

16歳以上のインターネット利用者のうち、最も利用率が高いSNSはメッセンジャーアプリのWhatsAppです。次いで、Instagram、Facebookとなります。

メッセンジャーアプリについては、WhatsAppのほか、TelegramやMessengerも広く利用されています。

メッセンジャーアプリの大多数をLINEが占める日本とは異なり、インドネシアでは複数のメッセンジャーアプリが併用されている点が特徴です。

インドネシアのSNS利用理由

以下は、16歳以上のインターネット利用者における、インドネシアのSNS利用理由の上位5つです。

  • 友達や家族との連絡手段(60.5%)
  • 暇つぶし(57.5%)
  • 情報収集(51%)
  • 話題になっているものや流行を知るため(50%)
  • ビデオや記事などのコンテンツを探すため(47.1%)

SNSの利用目的として最も多いのは、家族や友人との連絡手段としての利用です。

この結果は、WhatsAppをはじめとしたメッセンジャーアプリの利用率が高いこととも一致しており、インドネシアではSNSが生活に密着した連絡手段として機能していることがわかります。

インドネシアにおける各SNSのユーザー数と広告リーチ

以下は、インドネシアにおける各SNSのユーザー数および広告リーチの状況です。

インドネシアのSNS利用率
インドネシアのSNS利用率

YouTube

Google広告のデータによると、2025年初めのインドネシアにおけるYouTubeユーザー数は1億4,300万人となっています。

YouTube広告は、2025年1月時点でインドネシアのインターネットユーザー全体の67.3%にリーチしています。

また、潜在的なYouTube広告のリーチ数は、2024年初めと比較して2.9%増加しました。

Facebook

Meta広告のデータによると、2025年初めの時点でインドネシアのFacebookユーザー数は1億2,200万人となっています。

Facebook広告の潜在的なリーチ数は、2024年初めと比較して4%増加しました。

また、インドネシアのマーケターがFacebook広告を通じてリーチできるユーザー数は、2024年10月から2025年1月までの3か月間で490万人(4.2%)増加しています。

Instagram

Meta広告のデータによると、2025年初めの時点でインドネシアのInstagramユーザー数は1億300万人となっています。

Instagram広告の潜在的なリーチ数は、2024年初めと比較して2.5%増加しました。

また、インドネシアのマーケターがInstagram広告を通じてリーチできるユーザー数は、2024年10月から2025年1月までの3か月間で350万人(3.5%)増加しています。

TikTok

TikTok広告のデータによると、2025年初めの時点で、インドネシアの18歳以上のTikTokユーザー数は1億800万人となっています。

一方で、潜在的なTikTok広告のリーチ数は、2024年初めと比較して15.1%減少しました。

しかし、2024年10月から2025年1月までの3か月間では、マーケターがTikTok広告を通じてリーチできるユーザー数が5,740万人(34.8%)増加しており、短期間での拡大が確認されています。

X

X広告のデータによると、2025年初めの時点でインドネシアのXユーザー数は2,520万人となっています。

X広告の潜在的なリーチ数は、2024年初めと比較して1.9%増加しました。

また、2024年10月から2025年1月までの3か月間で、広告を通じてリーチできるユーザー数は7万5,100人(0.3%)増加しています。

他の主要SNSと比較すると、Xは情報発信や議論の場として一定の存在感はあるものの、広告リーチの規模は限定的であるといえます。

インドネシアでは、SNSが生活インフラとして定着しており、特にWhatsAppを中心としたメッセンジャーアプリの利用が非常に高いことが特徴です。

また、YouTube、Instagram、Facebookといった主要SNSは、依然として高いユーザー数と広告リーチを維持しており、インドネシア市場におけるマーケティング施策の重要なチャネルとなっています。

インドネシア市場への進出を検討する企業にとっては、単一のSNSに依存するのではなく、ターゲット層や目的に応じて複数のSNSを組み合わせた戦略的な活用が求められます。

弊社インドネシア総研では、最新の現地情報の提供から、現地調査・市場レポートの作成まで幅広く対応しております。

インドネシア市場でのビジネス展開をご検討の際には、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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