インドネシアの2026年祝日カレンダー|ビジネス・業務計画に影響を与える日程を把握!

インドネシアの2026年祝日カレンダー

インドネシアは多宗教国家であり、祝日(Libur Nasional)は宗教行事と国家記念日の双方から構成されています。2026年は政府決定により、以下の祝日体系が設定されています。

  • 国民の祝日(Libur Nasional):17日間
  • 政令指定休日(Cuti Bersama):8日間

インドネシアは、祝日そのものに加え、前後の平日を休みに指定する「Cuti Bersama」が組み合わさることで、年間を通じてロングウィークエンドが生まれやすい構造となっています。日本の祝日カレンダーとは発想が異なり、社会全体が連休を前提に動く点が、インドネシアの大きな特徴です。このため、日本側の感覚で業務スケジュールを組むと、想定外の停滞が生じることもあります。

目次

Cuti Bersama(政令指定休日)というインドネシア独自の制度

Cuti Bersamaは、政府が主要祝日前後の平日を指定し、国全体で休暇を取りやすくするための制度です。

  • 公務員:原則として休日扱い
  • 民間企業:有給休暇消化、会社休日扱いなど、就業規則により対応が異なる

(実務上は、取引先や現地スタッフによっては実質的に連休となるケースも少なくありません。)

この制度は、断食明けの休暇“レバラン”時の帰省(ムディック)の円滑化や国内観光・消費の促進、家族と過ごす時間の確保を目的としています。インドネシアでは「祝日単体」ではなく、「祝日+Cuti Bersama」で一つの休暇シーズンと捉えるのが一般的です。特に年度前半は、この影響を受けやすい点に注意が必要です。

2026年 インドネシア祝日/ Cuti Bersamaカレンダー

日付曜日祝日インドネシア語宗教
1月1日元日Tahun Baru 2026 Masehi 
1月16日ムハンマド昇天祭Isra Mikraj Nabi Muhammad SAWイスラム教
2月16日政令指定休日Cuti bersama 
2月17日イムレック(旧正月)Tahun Baru Imlek 2577 
3月18日政令指定休日       Cuti bersama 
3月19日ニュピ(バリヒンドゥー新年)Hari Suci Nyepiバリヒンドゥー教
3月20日政令指定休日Cuti bersama 
3月21日レバラン(断食明け大祭)Idul Fitri 1447イスラム教
3月22日レバラン(断食明け大祭)Idul Fitri 1447イスラム教
3月23日政令指定休日Cuti bersama 
3月24日政令指定休日Cuti bersama 
4月3日キリスト受難日(Good Friday)Wafat Yesus Kristusキリスト教
4月5日イースター(復活祭)Hari Kebangkitan Yesus Kristus(Paskah)キリスト教
5月1日メーデーHari Buruh Internasional 
5月14日キリスト昇天祭Kenaikan Yesus Kristusキリスト教
5月15日政令指定休日Cuti bersama 
5月27日犠牲祭(イドゥル・アドハ)Idul Adha 1447 Hijriahイスラム教
5月28日政令指定休日Cuti bersama 
5月31日仏誕節(ワイサック)Hari Raya Waisak 2570 BE仏教
6月1日パンチャシラ記念日Hari Lahir Pancasila 
6月16日イスラム暦新年Tahun Baru Islam 1448 Hijriahイスラム教
8月17日独立記念日Hari Kemerdekaan 
8月25日ムハンマド生誕祭Maulid Nabi Muhammad SAWイスラム教
12月24日政令指定休日Cuti bersama 
12月25日クリスマスKelahiran Yesus Kristus(Hari Natal)キリスト教
出典: インドネシアの祝日2026年版 を基に弊社作成
https://newssetup.kontan.co.id/news/2026-berjalan-catat-tanggal-merah-cuti-bersama-libur-nasional

2026年の最重要期間:ラマダン、レバラン、そしてニュピ

2026年の暦を考える上で、特に注意が必要なのが3月前後の祝日集中期です。2026年は祝日の配置上、イスラム教最大の行事であるレバランと、バリ島の新年にあたるニュピがほぼ同時期に重なります。この時期は、行政手続き・企業活動・国内移動など全てに影響が及ぶ可能性があります。

  • ラマダン(断食月):2026年は2月中旬頃に開始予定(約30日間)
  • レバラン(断食明け大祭/Idul Fitri):3月21日(土) 22日(日)
  • ニュピ(バリ・ヒンドゥー教の新年):3月22日(日)

レバラン前後にはCuti Bersamaが設定されるため、全国的に長期休暇ムードとなります。一方で、ニュピ当日はバリ島全体が活動停止状態となるため、同時期にバリ島へ滞在・移動する場合は特に注意が必要です。航空便の運航停止や空港閉鎖も行われるため、渡航計画は事前確認が不可欠です。

インドネシア特有の祝日文化:ニュピと犠牲祭

ニュピ(Nyepi): 静寂に包まれる一日

ニュピはヒンドゥー教の新年にあたり、「内省の日」とも呼ばれます。この日は、

  • 空港を含む全ての移動が原則停止
  • 屋外活動、照明、娯楽が制限される
  • 観光客も宿泊施設内で静かに過ごす

(屋外への外出や騒音行為は原則として制限されます)

といった厳格なルールが適用され、バリ島全体が静寂に包まれます。前日の賑やかな行列(オゴオゴ)との対比も含め、バリ島ならではの文化的体験と言えるでしょう。

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犠牲祭(Idul Adha): 信仰と日常が交差する祝日

犠牲祭(Idul Adha)は、預言者イブラヒムの信仰を記念するイスラム教の祝日です。全国的な祝日となり、モスクを中心に礼拝や動物供犠(クルバン)が行われます。

街では早朝から礼拝の声が響き、地域によっては肉の配布なども行われるため、普段とは少し違う穏やかな祝日ムードになります。レバランほど大規模ではありませんが、インドネシア社会に深く根付いた宗教行事の一つです。業務面では、午前中を中心に人の動きが変わることもあります。

まとめ:2026年の暦と、インドネシアでの暮らしとビジネス

インドネシアの祝日は、単なる休日ではなく、人の移動や行政手続き、企業活動のスピードなど、社会全体のリズムに大きな影響を与えます。

特に、インドネシア市場への進出や現地での事業運営を検討する際には、その年の祝日およびCuti Bersamaの日程を事前に把握しておくことが非常に重要と言えます。祝日が集中する時期には、意思決定や業務進行が通常より緩やかになるケースも多く、メール対応や社内承認に時間を要することも想定したうえで、契約締結やスケジュール設定において配慮が求められます。

一方で、暦の特性を理解していれば、業務計画の立案や人員配置、出張・渡航計画をより現実的に組み立てることが可能になります。

インドネシアの祝日カレンダーを把握することは、単なる情報収集にとどまらず、現地の文化や働き方を踏まえた実務対応につながるでしょう。

弊社インドネシア総合研究所では、インドネシアの文化や宗教をはじめ、様々な分野における皆様のインドネシアビジネスをサポート致します。
これらインドネシアに関わる弊社サービスにご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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