【2026年最新版】インドネシアEC市場の現状|市場規模・人気ECサイト・今後の動向を解説

💡3分でわかる!この記事のポイント
- インドネシアのEC市場はどのくらい成長していますか?
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インドネシアのEC市場はASEAN最大規模を誇り、ASEAN全体のEC流通総額(GMV)の52%以上を占めています。2023年の市場規模は約529億3,000万米ドル、2028年には約868億1,000万米ドルまで拡大すると予測されています。
- インドネシアでEC市場が成長している理由は何ですか?
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インターネットやスマートフォンの普及、デジタル決済の浸透、ライフスタイルの変化、豊富な商品ラインナップ、政府によるデジタル化支援などが、EC市場の成長を後押ししています。
- インドネシアで最も利用されているECサイトはどこですか?
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最も利用されているECサイトはShopeeです。次いでTikTok Shopの利用率が高く、この2つのプラットフォームで全体の約8割を占めています。
- TikTok Shopが人気を集めている理由は何ですか?
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TikTokの動画やライブ配信から、そのまま商品を購入できるためです。エンターテインメントとショッピングを融合した新しい購買体験が、多くのユーザーから支持されています。
- インドネシアのEC市場は今後どうなると予想されていますか?
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今後も市場の拡大が続くと予測されています。品質保証やアフターサービスの充実、会員制度やライブコマース、アフィリエイトマーケティングなどを活用した差別化が、今後の競争力を左右する重要なポイントになると考えられています。
⌚この記事の読了目安:約5分
インドネシアでは、インターネットの普及やデジタル貿易の発展に加え、ECサイトが実施する大型キャンペーンの浸透などを背景に、オンラインショッピングが日常的に利用されるようになりました。
インドネシア・インターネットプロバイダー協会(APJII)の調査によると、約8,700人の回答者のうち30.34%が「月に数回オンラインショッピングを利用している」と回答しています。
本コラムでは、インドネシアにおけるEC市場の現状や市場規模、成長要因、主要ECサイトの特徴、今後の市場動向について解説します。
インドネシアにおけるEC市場
インドネシアのEC市場は、新型コロナウイルス感染症の流行後も高い成長を続けています。
市場規模はASEAN最大規模を誇り、ASEAN全体のEC流通総額(GMV)の52%以上を占めています。
2023年の市場規模は約529億3,000万米ドルとなり、今後も年平均10.4%で成長すると予測されています。また、2028年には約868億1,000万米ドルに達する見込みです。
参考WEBサイト:アメリカ合衆国商務省国際貿易局公式サイト「インドネシア国別商業ガイド」
インドネシアのEC市場成長の主な要因
インドネシアにおけるEC市場成長の主な要因は以下の通りです。
インターネットとスマートフォンの普及率が高い
インドネシア・インターネットプロバイダー協会(APJII)の調査によると、2025年のインターネット普及率は80.66%と見込まれています。
また、2021年時点でインドネシアは世界で4番目にスマートフォン利用者数が多い国となっています。
Statistaによると、スマートフォン利用者数は今後も増加し、2026年には約2億3,879万人に達すると予測されています。
参考WEBサイト:KOMPAS公式サイト「インドネシアのインターネット普及率は2025年までに80.66%に達し、その半数はジャワ島に集中する見込み」
Good Stats 公式サイト「インドネシアにおけるスマートフォンユーザー数の概要と予測」
人々のライフスタイルの変化
デジタル決済やフードデリバリーサービス、オンラインでの日用品購入など、インドネシアでは生活全体のデジタル化が進んでいます。
こうしたライフスタイルの変化により、ECサイトの利用も日常的なものとなっています。
買い物のしやすさと便利さ
ECサイトでは価格を簡単に比較できるほか、多様な商品を取り扱っており、自宅まで配送してもらえるため、荷物を運ぶ手間も省けます。
このように、実店舗では得られない高い利便性が、多くの消費者に支持されています。
ますます充実する製品ラインナップ
ECサイトでは、電子機器やファッション、日用品から企業向け商品まで、幅広いカテゴリーの商品が販売されています。
消費者は実店舗へ足を運ぶことなく、多くの商品を比較・検討しながら購入できる環境が整っています。
政府支援とデジタルエコシステム
インドネシア政府は、中小零細企業向けのデジタル化支援や国家デジタルエコシステムの整備を進めており、EC市場のさらなる成長を後押ししています。
このような取り組みにより、インドネシアのEC市場は今後も拡大していくと考えられます。
上記の要因により、インドネシアではEC市場が成長しています。
参考サイト:Lion parcel公式サイト「インドネシアにおける電子商取引の急速な発展」
インドネシアで頻繁にアクセスされているECサイト
APJIIが発表した「インターネット普及率調査とインターネット利用行動2025」の調査によると、インドネシアで最も頻繁に利用されているECサイトは以下の通りです。
この調査はインドネシア38州、約8,700人が回答しております。

KOMPAS公式サイト「Shopeeはインドネシアのマーケットプライスの王者であり、TikTokShopは2位となっている。」を基に弊社作成(2026年6月28日)https://tekno.kompas.com/read/2025/08/08/15580527/shopee-raja-marketplace-di-indonesia-tiktok-shop-kedua
上図より、インドネシアで最も利用されているECサイトは「Shopee」であることがわかります。
次いで利用率が高いのは「TikTok Shop」であり、この2つのプラットフォームだけで全体の約8割を占めています。
Shopeeは、豊富な商品数や価格競争力、使いやすいアプリなどを背景に、インドネシア最大級のECプラットフォームとしての地位を確立しています。
一方、TikTok Shopは近年急速に成長しているECプラットフォームです。
TikTok上で動画やライブ配信を視聴したユーザーが、そのまま商品ページへ遷移して購入できる仕組みが特徴であり、SNSとECを融合した新たな購買体験として支持を集めています。
性別で比較すると、Shopeeは男女ともに最も利用されているECサイトであり、男性では54.03%、女性では52.39%が「最も頻繁に利用するECサイト」と回答しています。
一方、TikTok Shopは女性からの支持がより高く、男性では23.5%、女性では31.05%が最も頻繁に利用するECサイトとして選択しています。
世代別に見ても、すべての世代でShopeeが最も利用されているECサイトとなっています。
一方、Z世代では他の世代と比較してTikTok Shopの利用率が高く、ショート動画やライブコマースとの親和性の高さがうかがえます。
参考WEBサイト:KOMPAS公式サイト「Shopeeはインドネシアのマーケットプライスの王者であり、TikTokShopは2位となっている。」
インドネシアで利用されているECサイトの特徴
以下はインドネシアで頻繁に利用されている各ECサイトの特徴です。
Shopee
インドネシア最大級のECサイトです。
シンガポールを拠点とするテクノロジー企業「SEA Limited」が2015年にサービスを開始しました。
当初はシンガポール、マレーシア、タイ、台湾、インドネシア、ベトナム、フィリピンなど東南アジア市場を中心に展開していましたが、その後ブラジルなど南米市場にも進出し、現在では世界有数のECプラットフォームへと成長しています。
TikTok Shop
2026年現在、インドネシアで最も利用されているSNSであるTikTok内に搭載されたEC機能です。
動画やライブ配信から直接商品を購入できる点が特徴であり、エンターテインメントとショッピングを融合させた新しい購買体験を提供しています。
インドネシアでは急速に利用者を拡大しており、TikTok Shopの流通総額(GMV)はアメリカに次ぐ世界第2位、東南アジアでは最大規模となっています。
参考WEBサイト:KOMPAS公式サイト「TikTokがインドネシアで最も利用されるソーシャルメディアプラットフォームに」
Good Stats公式サイト「インドネシアがTikTokショップのGMVで世界第2の国」
Tokopedia
2009年に設立されたインドネシア初のECサイトです。
1億人以上のアクティブユーザーを抱えており、幅広い商品カテゴリーを取り扱っています。
Gojekと合併し、Go Toが設立され、決済・物流・デリバリーなどのサービスと連携した独自のECエコシステムを構築しています。
Lazada
2016年以降、中国のアリババグループの支援を受けており、先進技術、物流システム、東南アジアの越境小売のネットワークアクセスを提供しています。
現在は3,000万人以上のアクティブユーザーを抱えており、東南アジア各国に展開する物流ネットワークを活用した越境ECにも強みがあります。
参考WEBサイト:mekari desty公式サイト「インドネシアのECサイト」
インドネシアのECサイトの今後の動向
インドネシアのEC市場は、2026年以降さらに成熟期へ移行すると予測されています。
家電や電子機器など高額商品のオンライン購入が増加していることから、EC事業者には品質保証やアフターサービスなど、消費者からの信頼を獲得する取り組みが一層求められています。
Cube Asia 2025のレポートによると、インドネシアの消費者の80%がオンラインショッピングにおいて「品質保証」を重視していることがわかっています。
また、会員制度による付加価値の提供や、ブランド認知向上を目的としたアフィリエイトプログラムの活用なども、今後注目される施策の一つです。
弊社インドネシア総研では、市場調査や競合調査、現地企業とのビジネスマッチング、進出支援など、インドネシアビジネスを幅広くサポートしております。
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