「Soken Mochi」誕生 ― 日本の伝統がインドネシアで花開く食のアート

「一口ごとに調和が広がる」。そんな言葉がぴったりのデザートが、2025年5月19日に誕生しました。その名も「Soken Mochi」。
新鮮ないちごをやわらかな餅生地で包み、なめらかなフィリングを重ねたこの一品は、単なるスイーツではなく、「体験」と呼ぶにふさわしい逸品です。
Soken Mochiは、インドネシア総合研究所(Indonesia Research Institute Japan/通称Soken)が日本の伝統菓子「大福(だいふく)」を現代的な感性で再解釈し、ひとつひとつ手作業で仕上げたブランドです。添加物を一切使用せず、素材の持つ自然な風味を生かしたSoken Mochiは、まさに“日本の美意識”をそのまま味わえるスイーツといえます。
誕生の背景 ― 一粒のアイデアから始まった挑戦
Soken Mochi誕生のストーリーは、たったひとつのシンプルなアイデアから始まりました。
「本物の日本の味を、インドネシアで届けたい」。
この想いのもと、2025年5月19日にプロジェクトが始動しました。試作を重ねる日々の中で、最も重視されたのは“調和”です。餅の柔らかさ、いちごの瑞々しさ、フィリングのなめらかさ――そのどれかひとつでも欠けてしまえば、Soken Mochiの世界観は完成しません。日パティシエの丁寧な技術と、現地スタッフの情熱が重なり合い、ようやく理想の一粒が完成しました。そして4カ月後の2025年9月20日、Bekasi(ブカシ)で開催されたポップアップイベントにてSoken Mochiが初披露されました。このイベントは、単なる新商品の発表ではなく、「努力と情熱、そして美意識の結晶」を体現する瞬間となりました。
味わいの哲学 ― “おいしさ”を超えた「体験」
Soken Mochiの魅力は、味わいの繊細さにとどまりません。それは“日本の心”を五感で感じる「体験」でもあります。一粒の中には、時間と手間を惜しまない手作業の美学が詰まっています。新鮮なフルーツと厳選素材のみを使用し、保存料は一切使用しません。
そのため、Soken Mochiは「身体にやさしい贅沢」として、健康志向の若年層やファミリー層からも高く支持されています。また、パッケージデザインにはミニマルで洗練された要素を採用し、伝統的な和のモチーフにモダンな感性を融合させています。このビジュアルもまた、Soken Mochiが大切にする“日本の伝統と現代の調和”を象徴しています。
ブランドストーリー ― 「Soken」が生み出す“体験型スイーツ”の新境地
Soken Mochiを手がけるインドネシア総合研究所(Soken)は、日本-インドネシア両国の文化・産業・人材をつなぐ架け橋として、多様なプロジェクトを展開しています。その活動のひとつとして、「食を通じた日本文化の共有」にも力を入れてきました。
Soken Mochiプロジェクトでは、現地スタッフが日本の調理技術・衛生管理・おもてなしの心を学び、実際に自分たちの手で「Soken Mochi」を創り上げていきます。
今後の展望 ― Soken Mochiから広がる「食文化交流」
Soken Mochiは、今後もさまざまな形でインドネシア国内に広がっていく予定です。
Bekasiを皮切りに、ジャカルタ、バンドンなどでの主要都市でのポップアップイベント開催が予定されています。
最近では、日本からインドネシアに視察に訪れたお客様の、移動中のお菓子としてSoken Mochiを提供させていただきました。今後はケータリングや各種イベントでの提供など行ってまいりたいと考えています。


「Soken Mochi」は、日本とインドネシアの“共創”から生まれたブランドです。
一粒の中に込められた情熱、文化、そして美しさ――それは、食べる人の心にやさしく響く「小さな芸術作品」です。
今後も弊社インドネシア総合研究所は、食を通じて両国の架け橋となる挑戦を続けていきます。ケータリングなどご興味のある方はぜひお気軽にお問合せください。
Soken Mochi公式Instagram
https://www.instagram.com/sokenmochi


