九州アジア経営塾様(KAIL)のインドネシア視察訪問レポートー産官学で学ぶ次世代リーダー育成

インドネシア総合研究所は、九州アジア経営塾(KAIL)の事務局並びに塾生32名の皆さまをお迎えし、2025年9月、ジャカルタとバンドンにおける現地研修プログラムのサポートをさせていただきました。本プログラムは、アジアのダイナミズムを肌で感じながら、産官学・多層の対話を通じて次世代リーダーを育成することを目的として実施されたものです。インドネシア現地では、政府機関、経済団体、大学、製造現場、大手財閥系企業、在留日本人コミュニティとの意見交換を重ね、経営の現場に直結する学びを得ることができました。
今回の研修は、投資調整省(BKPM)やインドネシア商工会議所(KADIN)での政策・投資環境のブリーフィングに始まり、大手財閥系企業、インドネシアを代表する日系製造企業の生産現場、職業高校の人材育成の現場、そしてバンドン工科大学(ITB)での学生との対話へと広がりました。
また、アニス元ジャカルタ州知事・元教育大臣との対話セッションも行い、アニス氏によるジャカルタ州知事としての20万人規模の職員を統率した経験をもとにリーダーシップの本質などについてお話いただきました。
その他在留日本人ビジネスリーダーとの夕食会、宗教・文化施設の見学も組み合わせ、単なる“視察”にとどまらない、多面的で実践的な学習体験となりました。




今回のKAIL様のインドネシア研修は、政策・規制の理解、現場の実態把握、ネットワーキングといった要素を1週間に凝縮し、産官学・多層対話を組み合わせた実践的な研修となった点が特徴でした。
インドネシア総合研究所は、今回のような視察・研修設計や、FS調査、現地パートナー探索、規制・許認可の確認や取得のサポート、大学・自治体・企業連携など、幅広い分野でお客様のサポートが可能です。九州地域をはじめ、日本全国の自治体・企業様・教育機関の皆さまの「現地解像度を一気に上げる」カスタム研修・視察の企画も承っております。まずはお気軽にご相談ください。


