【コラム】スカルノハッタ空港からジャカルタ市内への交通アクセス事情

2020年1月23日2020年12月6日

Photo by Hullie

インドネシアでのポピュラーな移動手段といえばタクシーですが、近年ではGoJekやGrabなどのサービスもインドネシアの人々の生活に浸透しています。

ジャカルタのスカルノハッタ国際空港はインドネシア国内はもちろん、海外とも繋がる玄関にもなっており多くの人が利用していますが、ジャカルタ中心部とスカルノハッタ国際空港間の移動にはどのような交通手段があるのでしょうか？

今回のコラムでは、ジャカルタ中心部とスカルノハッタ国際空港間の移動の際に利用可能なタクシー以外の交通手段をご紹介いたします。

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スカルノハッタ空港鉄道は2017年12月26日に開通しました。

空港鉄道を利用する場合、まずは空港内移動のためのスカルノハッタ空港スカイトレイン（Kalayang Bandara Soekarno-Hatta）を利用します。

空港スカイトレインはスカルノハッタ国際空港の第１・第２・第３ターミナルからスカルノハッタ空港駅へ移動するための、無料の交通機関です。

スカイトレインは30分ごとに発着しており、各ターミナルへ移動する所要時間は5分～7分程度です。

スカルノハッタ国際空港からジャカルタ中心部への移動時間は約50分で、空港鉄道の駅は、Seokarno-
Hatta Airport(出発駅)、Batu Ceper, Duri, Sudirman Baru, Manggaraiの５つです。

チケットの購入方法はMobile Raillinkのアプリ、または駅にチケット自動販売機で購入することが可能ですが、現金が利用不可のためデビットカード、クレジットカード、プリペイドカードで支払います。

運賃はスカルノハッタ空港駅からマンガライ駅までで70,000ルピアです。

アプリで購入する場合はプロモーションがあるので、ディスカウントが適用されることがあるようです。

空港からは、GoCar(Go-Jekのサービス)やGrabなどのオンラインタクシーが利用できます。

オンラインタクシーを利用する際には、スマートフォンでGrab又はGoCarのアプリでオーダーし、最寄りのピックアップスポットを選択して、タクシーが到着するまで待つだけです。

スカルノハッタ国際空港から出発する場合に支払う料金は、アプリで事前に提示される乗車料金に加え、および使用する路線が有料道路を通った場合の料金、並びに駐車が発生した場合の駐車料金です。

オンラインタクシーの料金の例としては、スカルノハッタ国際空港からブカシ駅まで料金は約215,000ルピアで、GoCarを利用するなら料金は約206,000ルピアです。

Grab、GoCarのいずれのオンラインタクシーも第１・第２・第３ターミナルから利用可能です。

スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内へはバスの利用も可能です。

中央ジャカルタ方向はガンビル駅、ケマヨラン、タムリンシティモールのルートがあり、渋滞が無ければジャカルタ市内まで30分～45程度で到着します。

バスの運賃は50,000ルピアです。

東ジャカルタ方向はプロゲバン、ラワマングン、カンプンランブタン、グリンプラムカシティのルートがあり、渋滞が無ければ到着までの所要時間は45分～60分程度です。

バスの運賃は50,000ルピアです。

その他、南ジャカルタや北ジャカルタへのバスも出ており、各ルートの運賃は50,000ルピアです。