【コラム】インドネシアで利用されている動画配信サービスの紹介

2021年8月3日2021年8月5日

毎月定額で映画やドラマなどが視聴可能な動画配信サービスは、新型コロナウイルスの影響による生活スタイルの変化で世界的に利用者が拡大しており、それはインドネシアも例外ではありません。

インドネシアの動画配信サービスは2016年のNetflixの参入により、様々な企業が参入し、2025年には動画配信サービスの普及率は現在の4.7%から17.7％にまで増加すると予想されています。

今回はインドネシアで利用されている動画配信サービスのうち５つを取り上げて紹介していきます。

参考：https://cfds.fisipol.ugm.ac.id/the-rise-of-movie-streaming-platforms-in-indonesia-what-comes-after/

動画配信サービス①：Netflix

Logo: https://about.netflix.com/ja/company-assets

Netflixは、アメリカを拠点とし世界190カ国以上の国で利用されている世界的に人気を誇る動画配信サービスです。

2016年にインドネシアへ参入以来、インドネシアでの利用者数が2020年時点で約90万人となりました。

Netflixは人気なオリジナルコンテンツや、各国の映画コンテンツなど様々なコンテンツが充実しているのが特徴です。

インドネシアにおける利用料金は、月額Rp.54,000・年間Rp.186,000で利用可能です。

また、これまではインドネシアで最大手の通信会社Telkomネットワークを利用してNetflixへアクセスすることができませんでしたが、2021年の４月に両社はパートナーシップを結び今後はTelkomネットワークを利用して視聴できるようになりました。

これにより今後更にNetflix利用者が増えることが予想されます。

参考WEBサイト：https://katadata.co.id/safrezifitra/digital/60befd0485832/netflix-platform-nonton-film-online-yang-kini-hadir-di-indonesia
https://help.netflix.com/ja/node/14164#:~:text=Netflix%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AF%E3%80%81190,%E3%81%94%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82
https://www.cnnindonesia.com/ekonomi/20210429092500-97-636281/telkom-umumkan-kolaborasi-dengan-netflix
https://katadata.co.id/safrezifitra/digital/60befd0485832/netflix-platform-nonton-film-online-yang-kini-hadir-di-indonesia

動画配信サービス②：Disney +Hotstar

Logo： https://lifestyle.bisnis.com/read/20200904/254/1287526/mulai-besok-disney-plus-hotstar-siap-manjakan-pelanggan

Disney +Hotstarは、Walt Diseny社が運営している動画配信サービスです。

Disney +Hotstarは、公式Webサイト・Android、iOSのDisney +Hotstarアプリで利用可能で、ディズニーのオリジナルコンテンツの他にピクサー、スターウォーズ、マーベル、ナショナルジオグラフィック作品も視聴することができます。

インドネシアにおける利用料金は、月額Rp.39,000・年間Rp.199,000ですが、インドネシアの大手通信企業Telkomsel社と提携したプロモ料金を打ち出しています。

Telkomsel社を利用している場合は、月額Rp.20,000〜・年間Rp139,000で利用が可能で大変お得に利用することができます。

動画配信サービス③：Viu

Logo： https://www.vector69.com/2021/07/viu-logo-png.html

Viuは香港を拠点とする会社で、アジアを中心に世界17カ国に展開しています。

配信されているコンテンツは、韓国・日本・タイ・インドネシア・インドなどアジアの様々な国のドラマが視聴できるのに加え、オリジナルコンテンツに力を入れているのも特徴です。

インドネシアにおいて人気なコンテンツは韓国ドラマで、インドネシアの字幕付きで見ることができます。

一部広告付きの無料コンテンツもありますが、有料コンテンツは月額Rp.30,000〜・年間30,000〜で利用可能です。

参考： https://teknologi.bisnis.com/read/20210116/84/1343768/konten-yang-bersahabat-jadi-kunci-sukses#:~:text=Salah%20satu%20platform%20VOD%20yang,dalam%20bentuk%20serial%20maupun%20film

動画配信サービス④：HBO Go

Logo： https://download.logo.wine/logo/HBO_Go/HBO_Go-Logo.wine.png

HBO Goは、アメリカを拠点とするケーブルテレビ放送局HBOにより配信されている海外でメジャーな動画配信サービスです。

アジアでは、香港・フィリピン・マレーシア・シンガポール・ベトナムでHBO Goを視聴することができます。

HBOは、独自のテレビドラマの制作をしており、セックス・アンド・ザ・シティもその中の一つです。

その他にゲーム・オブ・スローンズ、チェルノブイリ、ビッグ・リトル・ライズなどの主力コンテンツや、ハリウッド映画も視聴することができます。海外ドラマといえばHBOGoといっても過言ではないでしょう。

インドネシアにおける利用料金は、月額Rp.60,000で他の動画配信サービスよりは少し料金が高く設定されていますが、HBO GoだけでなくHBOチャンネル、HBOシグネチャー、HBOヒット、HBOファミリー、Cinemax、REDbyHBOの６つのHBOチャンネルにアクセスすることができると考えるとこの料金設定も納得です。